Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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4月1日、きょうから変わることがたくさんあります。値上がりの話から制度の改正でお得になる話など生活に直結する内容をお伝えします。

(買い物客)
「お肉系が意外と上がっている。家計にひびいて結構きついというか。もう少し安くなって くれればいいかなと思う」

(買い物客)
「ちょっと買っただけで結構値段がいきますからね」

3月31日、静岡市内のスーパーで聞かれたのは、値上げの波を実感する声。

帝国データバンクによりますと、4月だけで、値上げされる食品や飲料は2798品目。値上がりするのはマヨネーズやドレッシングなど「調味料」が最も多く、即席麺やカップスープなどの「加工食品」「酒類・飲料」が続きます。

主な要因は原材料費、電気・ガス代物流費の上昇だということです。

3月31日、静岡市内のスーパーを訪れると…。

(田子重 西中原店 増田 克己 店長)
「こちらのカップ麺コーナーで40品値上げとなります。値上げ幅は10%ぐらいです」

このスーパーでは4月、約150品の値上げを予定しているといいます。値上げ幅はカップ麺で1割お茶は一部で2割ほどまた、マヨネーズは20円ドレッシングは10円ほどでそのほとんどが、今月6日から順次値上がりします。

さらに、2026年後半に懸念されているのが、中東情勢の悪化や円安の長期化による更なる値上げです。

(田子重 西中原店 増田 克己 店長)
「石油関連商品、ごみ袋やトレーなど今後値上がりする可能性がある。ゴミ袋とかはすぐではないが何か月後とかに上がるのではという話はきている」

値上げの波は「光熱費」にも。

電気代では政府が、暖房の使用が増える1月から3か月限定で復活させていた補助金が終了。

平均的な家庭の電気料金で、4月使用分から、ひと月当たり中部電力で460円東京電力で458円値上がりします。さらに、6月ごろからは原油価格の高騰が料金に反映される見込みです。また、静岡ガスでは、4月の検針分で政府の補助による値引きが終了するため、5月からは平均的な家庭で月に161円値上がりします。

物価上昇が止まらない…まさに値上げの春ですが…。

(高山 基彦キャスター)
「消費者の皆さんはどのようにやりくりしているのでしょうか」*

(買い物客)
「安い売りの日に極力まとめて買うようにして買えたもので献立を考えている。月3000円ぐらいは減らすことができたので」

(買い物客)
「お店は選んでます…。ここだと(野菜が)半分で売っていたりするのですごく助かる」

買い物のコツについて、「田子重 西中原店」の増田店長は…。

(田子重 西中原店 増田 克己 店長)
「カップ麺、袋麺がこの日に10%引きですよとかセールをやっているので、そういうのをうまく利用していただくということと日替わり、特売もあるのでそこで買っていただくということがいいのかなと思う」

また、物価高での生活応援を掲げているスーパーも。

(フードマーケット・マム 上野 拓 社長)
「200品以上の商品の値下げを断行しております」

静岡県内36店舗を展開する「フードマーケット・マム」では、4月、食料品や飲料など200品を最大10%値下げ。

例えば、この500グラムのオリーブオイル、もともと1000円超えの商品でしたが200円値下げし969円にその値下げを実現させた方法というのが…。

(フードマーケット・マム 上野 拓 社長)
「直接メーカーに私がうかがって、むこうのトップの社長と話をして、『何とかここまで値段を下げ てくれ』と毎回交渉している」

社長の直談判…。

さらに、人件費を削減するため陳列方法にも工夫が。

(フードマーケット・マム 上野 拓 社長)
「いままで5分かかっていたものを投げ込むことで、1分ぐらいで片付くので、そうすると人件費が削減できるので価格に転嫁できる…。引き続き値下げを断行していきたい」

また、4月から生活に関わる制度の変更もあります。

子育て世代の家計にプラスとなるのが…。全国の私立高校の授業料実質“無償化”です。所得に関わらず1年間で最大45万7200円を国が負担します。さらに、公立小学校の給食費、ひと月5200円も無償化に。1年換算で6万2400円を国が負担します。

働き方に関する制度では、年収130万の壁が緩和されます。“130万円の壁”とは扶養に入っている人の年収が130万円を超えると扶養から外れるという年収の基準のこと。この緩和によって仕事で受け取るお金が増えることも。値上げや制度の変更によって、多くの人の暮らしに変化がうまれそうです。

(スタジオ解説)

(伊藤 薫平 キャスター)
飲食料品2798品目の値上げといっても、この数が相当多いわけですけども、調味料、加工食品、また先ほどの食品の値上げも酒や飲料で369品目。早川さん調味料1510品目です。

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
調味料は結構厳しいですね。うち大家族なので大打撃です。特によく使うマヨネーズは結構使うので…マヨネーズはちょっと痛いなって思ってます。

(伊藤 薫平 キャスター)
津川さん、この値上げの要因、VTRにもありましたけどもどう感じてらっしゃいますか?

(津川 祥吾 アンカー)
材料費が上がっているとか、電気代、ガス代、物流費が上がっているとか、今回の中東の状況は、今回の値上げには多分関係なくて、もともと値上げをする予定だったと思うんですけども、値上げの背景の一つに人件費が上がっているというのがありますよね。人手不足ということもあって会社の方がお給料を増やしている結果が値上げにつながっているので、お給料を増やした結果ならしょうがないかなと。受け入れざるを得ない部分もあるかなと思います。

(伊藤 薫平 キャスター)
手取りの話はまた後にお伝えしていきますけども、ここできょうのハテナいきます。2番目の話は2798品目値上がりも家計には朗報か?ということで、新年度からプラスになる制度変更もあります。我が家はどう変わるかということで見ていきます。

まずはですね、私立の高校の授業料なんですけど、この4月から実質無償化となります。実質というのはどういうことかといいますと、所得制限なく国が支援する額が年間45万7200円。平均値をとったらこの額だったということで、全額完全無償というよりは実質的には「平均値の分が無償になりますよ」という額となります。早川さん、この支援についてはどうですか?

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
すごくありがたいです。高校無償化だったので、うちは娘を6年教育にしていて中学受験をさせています。

(伊藤 薫平 キャスター)
もう事前に…。

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
はい、こうなるんだろうなと思っていて、中学受験からさせれば、子どももテストを受ける教科が減るし、親も子どもも負担がちょっと薄くなるので、うちは中学受験をさせました。

(津川 祥吾 アンカー)
それは…中学は高くなるけど高校が安くなるから?

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
そうですね…平均をとって。

(伊藤 薫平 キャスター)
そういう計算されている方もいると思いますが、津川さんは…お子さん…?

(津川 祥吾 アンカー)
うちはですね、残念ながらハズレですね…。この春から一番下の子が大学1年生の年になるので。全く恩恵ないです。

(伊藤 薫平 キャスター)
いやちょっと…目が怒っているじゃないですか。

(津川 祥吾 アンカー)
私たちは頑張って働いて税金を納めますから。

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
ありがとうございます…ありがとうございます。

(伊藤 薫平 キャスター)
私の息子も小2です。じゃあ続いてですね、また…お得になるという話をお伝えしていきますけども。公立小学校の給食費無償化ですね。児童1人が月5200円上限に支援ということになりまして、年間はおよそ6万2400円負担軽減ということになります。例えば小学生のお子さん3人いらっしゃる…早川さん、子ども3人の場合は年間でおよそ18万7200円負担軽減ということにはなるんですけども…、印象どうですか?

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
そうです。すごくありがたいんですけど、私的には給食の質を上げてもらいたいなっていうのがあって。やっぱりこの小学校の期間の給食ってすごく大事で、今、共働きの方たちがすごく増えてるから、昼、すごく栄養価が高ければ、夜、お母さんたちがちょっと手を抜いてもいいじゃないですか。なので、私は無償化の部分はすごくありがたいんですけど、質を上げてくれる給食を願ってます。

(伊藤 薫平 キャスター)
やっぱり食材自体を作っていらっしゃいますし、お子さんも育てていらっしゃるので、たまに「お腹空いた」、「食べ足りなかった」って帰ってこられると…?

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
もう…うち毎日なんですよ。そう…なのでちょっとやっぱり食にもっと興味を持ってももらえる給食であったりとか、本当に質を上げる…旬を味わってもらう給食になればいいなと、母目線では思います。

(伊藤 薫平 キャスター)
これは生活者目線で…津川さんそうですけど、実際、これ自治体ごとに変化というのは…?

(津川 祥吾 アンカー)
そうですね、各自治体がどういった給食をやるかというのを決めていくので、自治体によってだいぶちょっと特徴があるんですけども、ただ共通するのがですね、結構一人当たりの予算がすごく少ないんですね。当然その負担していただく金額を少なく抑えるという前提でやってるからというのはあるんですが…。

(伊藤 薫平 キャスター)
ちょっと一人当たりでいきますと、これ5200円っていうのは、だいたい1日当たり260円くらいなんですよね。

(津川 祥吾 アンカー)
昔からそのくらいの金額で給食の現場の皆さん…がんばってメニュー考えてやっていただいてるので…。よく「もっと地元の食材使え」って言うんですけど、「地元の食材使うとちょっと高くて」みたいな話があるんですが…地元の農家の方はいかがですか?

(コメンテーター 野菜生産者グループTOPHAT代表 早川 ナナ氏)
そうですね、私たちは作っているので、子どもたちに食べてほしいなという気持ちしかないんですよ。なので、給食の人たちが、どう野菜を…お肉を魚を仕入れているかはわからないので、もっとそこを…横に農家がいるんだから、もっと頼ってもらえればうれしいなと思います。

(伊藤 薫平 キャスター)
各自治体、我々がこの制度変更とかでいろいろ考える機会になるっていうことが、また一つ答えかもしれないですね。

(津川 祥吾 アンカー)
大事なことは、「これ何のためにやるか」っていうことだと思うんですよね。ただ「無料になってよかったよかった」っていうことではなくて、やっぱり子どもたちに本当にいい…食育というんでしょうかね、子どもたちにいい食べ物を食べてもらう…。あるいはもちろん負担も少なくというところがメインだと思うので、それを実現するために、やっぱり各自治体でね、本当に知恵を絞っていく。そういったことが必要になってくるのかなと思いますよね。

(伊藤 薫平 キャスター)
未来の子どもたちに向けた変化というのが必要になりそうです。