十二人の“連絡できる人”。デジタルデトックス特化の尖りすぎスマホ
スマホを触っていると、「だらだらSNSをスクロールしてたら30分経ってた…」なんてこと、しょっちゅうじゃないですか?
魅力的なアプリだらけで、ずっと触ってられるけど、できるならスマホ依存から抜け出したいという方も少なくないはずです。そんな方に向けたものとも言えるデバイスがMeadowから登場しました。
半ガラケー・半スマホの「Meadow」
自社名と同じデバイスとして発表された「Meadow」は、UIを徹底的に削り、通話とテキストメッセージのみに対応したダムフォン(必要最低限の機能のみを搭載した端末)とスマートフォンの間のようなデバイス。通話・ショートメッセージのほか、SpotifyやUber、天気アプリなど一部のアプリのみを使用できる仕様になっています。つまり、EメールやSNS、Webブラウザは使えないというわけです。
一方で、eSIM対応かつ4G通信もできるデバイスなので、普段使いでも困らないというのが売り。iPhoneやGalaxyシリーズといった“ザ・スマートフォン”に代わるデバイスという立ち位置なようです。
面白いのは、Meadowで連絡を取れる相手がホワイトリストに登録した12人だけ、ということ。
Meadowによると、それ以外の人からの連絡は完全にシャットアウトされ、「登録外の人があなたのMeadowの番号を入手しても、迷惑メールなどがあなたの目に触れることはない」といいます。迷惑電話やスパムを一掃できるのはたしかに魅力的ですが、一方で、大事な連絡が必ずしも「もっとも親しい12人」から来るとは限らないことを考えると、ちょっと極端な仕様にも感じられますね。
割高感は否めない?
ハードウェア自体は、画面が3インチ、重量がわずか113gと、iPhone 17より約64gも軽く、超コンパクト。片手に収まるサイズ感で好感が持てますね。ストレージは128GB、メモリは6GBを搭載していますが、内蔵チップについては何が使われているか明示されていません。
カメラは1300万画素の超広角レンズを備え、バッテリーは1〜2日持続するとされていますが、こちらも容量は非公開。ワイヤレスイヤホン接続用のBluetoothと、有線接続用のUSB-Cポートも搭載しています。
ただ単独利用を想定したスタンドアローン端末なため、別途サブスクリプション契約も必要になるのは気になるところ。現時点では、9ヶ月間の無料トライアル後、月額10ドルで通話・テキストメッセージが使い放題となっています。
また端末自体も若干割高。コンセプトもハードウェアも決して悪くないんですが、それで450ドル(約7万2000円)となると、ちょっと考えもの。アーリーバード価格でも399ドル(約6万4000円)で、「ちょっとしたデジタルデトックス」にしか使えない半・ガラケーとしては高すぎる気もします。
なんだかんだ徹底的にデジタルデトックスするには、強い意思と忍耐が必要不可欠、ということなのかもしれません。

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