アメリカ・MLSのレベルは実際どれくらい? ベルギーでプレイしてきたFWが語る“スター中心サッカー”の欠陥「戦術面は欧州リーグより劣る」
インテル・マイアミでプレイするFWリオネル・メッシを筆頭に、近年はアメリカ・MLSに欧州から実力者が渡るケースが増えている。
実際のところ、MLSのレベルはどの程度なのだろうか。各クラブのチーム編成に構造的欠陥があると語ったのは、シカゴ・ファイアーFCでプレイする29歳のベルギー人FWウーゴ・カイペルスだ。
カイペルスはベルギーのスタンダール・リエージュやメヘレン、ヘントなどでプレイし、2024年よりシカゴ・ファイアーに移籍。昨年はMLSで19ゴールを記録し、22日に行われた今年の開幕戦でもヒューストン・ダイナモから1ゴールを記録するなど、チームのエースになっている。
「MLSのサッカーは非常にフィジカルが強いんだけど、戦術面は欧州リーグより劣る。多くのチームが攻撃陣にキープレイヤーを置きたがり、特にスター選手に投資する。そのためチーム編成のバランスが崩れがちだ。そうしたスター選手たちは守備にほとんど走らないか、全く守れないなんて事実があり、それに対処しないといけない。戦術的にも10人で守るのと、8人や9人で守るのでは違うからね」(『RTBF』より)。
これはメッシ、ルイス・スアレスを擁する王者マイアミも同じだろう。前線にスター選手を残し、4-4のブロックを組んで守備をするチームも少なくないが、これでは戦術面で欧州トップリーグに近づくことは難しいかもしれない。
