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不況や物価高、そして副業解禁する会社も増え、いまブームとなっている“スキマバイト”。ライター歴15年、40代主婦の筆者はこの物価高の中、生活費の足しにと大手スキマバイトサービス「タイミー」に手を出すことにしました。

しかし、それは想像以上に就業までのハードルが高く、やりたい仕事があっても条件付きや、経験値を積まねばならない仕事が数多くあったのです。

それでも仕事をしたかった筆者は、未経験OKという宅配業者の仕分けバイトでなんとか経験値を積み、やっと希望の職場に申込みすることができました。今回は食品工場での体験をレポートします。
◆食品工場の大量募集!扱いはちょっと雑だけど…

今回申し込んだのは、家からほど近い場所にある食品工場です。ケーキ作りやお寿司づくり、パン作り部門などが募集にあり、できたものは近隣のスーパーに出荷されるそうです。

聞けば、この工場は1カ月前に操業開始したばかり。その日は祝日で15人ほど大量に募集がかかっていました。ちなみに、食品を扱う職場では必須の「検便」(検査費無料)もクリア済みです。

いざ行ってみると、この現場は以前の宅配現場と比べ、正規スタッフも少なく、スポットワーカーの扱いがどちらかというとぞんざいな様子でした。まあ、できたばかりの事業所で、なおかつ正規スタッフだけでは手が回らないからタイミーを導入していると考えれば、許容範囲です。

アプリの詳細には、入り方や準備などの説明は丁寧にあるものの、聞けるようなスタッフが見当たらず、集合場所でタイミーさんと思われる方のマネをして、時間までじっと立ちつくしたまま待機をしました。私は10分前に現場について準備をしていたのですが、1分前ギリギリにチェックインをして、準備をされる方も。

以前、SNSでとある飲食店の方が「出勤3分前に来たタイミーバイトを帰らせた」と投稿し、賛否両論の声があがりました。その騒動を知る私はビビッて10分前に到着しましたが、現場によりけりなんですね。

◆40代の私が最年少グループ!高齢者もちらほら

驚いたのは40代主婦の私が比較的年少グループと考えられる面子だったことです。同年代くらいが半分ほど、ちょっと上かな? と感じる50代ぐらいの人がそれ以外、明らかな高齢者が数名いました。

◆シニア世代のワーカー人数に驚愕。最高齢は90歳

タイミーといえば、橋本環奈さんがCMをするなど、若者がターゲットの印象がありました(現在は中高年が主役のパターンもありますが)。私が学生時代に入った日雇いの現場でも、中心は20代から30代前後だったような記憶があります。

「みんな若い子たちだらけだったらどうしよう」という不安を多少抱えての現場到着でしたが、それは杞憂に終わりました。

ちなみにタイミーでは、お仕事の詳細ページに、実際に働いたタイミーさんのお店への評価が順次掲載されており、そこに年代と性別が記載されています。後日、詳細ページを閲覧したところ、この現場の平均年齢はおおよそ30代〜40代でした。

私としては都合がいいですが、どこの現場もそういうものなのでしょうか? ちなみに、タイミーの調査によると60歳以上のワーカーは、約30.8万人なのだそうです。勤務経験のある最高齢は90歳だとか(※シニア世代のスポットワーク利用実態調査 2025年版より)。

◆寿司づくりは楽しい!“ちいかわ”気分でせっせと働く

その日は、スーパーに出荷するための寿司づくりに勤しみました。5分ほどのレクチャーを受け、すぐに業務に入ります。成形されたシャリに決められたネタをのせ、にぎって次の担当に流すという作業を5時間続けます。作る商品の種類によって品数が決められていて30分ごとに持ち場が代わり、気分転換になることもあって飽きませんでした。