広島皆実に12大会ぶりの歓喜を呼び込んだ“芝を読む力”。印象的な魂のワンプレー「みんなで少しでも長い時間サッカーをしたい」【選手権】
前半18分にFW野村陸路(3年)のPKで先制点、前半34分にMF宇野陽向(2年)の鮮やかなミドルシュートで追加点をゲット。その後に専大北上の猛反撃に遭い、後半17分にMF平山太陽(3年)に1点を返されるも、同点弾は決して許さなかった。
GK井本悠聖(3年)がかわされ、大ピンチとなったが、カバーに入ったDF杉山遼(3年)がゴールラインぎりぎりのところでスライディングを繰り出し、決死のシュートブロック。失点を回避するスーパープレーを見せた。
「自分たちはこれで最後の大会。みんなで少しでも長い時間サッカーをしたい。1失点してしまったんですけど、『もう絶対点を取らせない』って気持ちで滑りました」
杉山は自身のプレーをそう振り返った。芝を読む力もプラスに働いたようだ。
「1失点目は緩いボールで点が入っていたので、今日の芝は滑りにくいのかなと。シュートブロックに行けば、チャンスあるのかなと思ってブロックに入ったら、あの時もちょうど緩いボールで止まりそうなボールだったので、足を伸ばして止められて良かったです」
奇跡じゃなくて予測? 報道陣からそう問われると、頼れる背番号5は「そうです」と笑みを浮かべた。この先も最善の準備を行ない、広島皆実一丸で勝ち進んでいけるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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