左目の視力を失っても諦めなかったサッカー選手の夢 ブルキナファソ代表としてアフリカ・ネイションズカップに臨む若きアタッカーの挑戦
惜しくも2026W杯出場権は逃したが、アフリカのブルキナファソ代表は着々と力をつけている。そのチームに今年9月より加わったのが、アメリカのシアトル・サウンダーズでプレイする23歳のFWゲオルギ・ミヌングだ。
ミヌングは9月の2026W杯アフリカ予選・ジブチ戦でデビューし、ここまで6試合をこなしてきた。今月21日よりスタートしたアフリカ・ネイションズカップ2025を戦うブルキナファソ代表メンバーにも入っているが、実はミヌングは感染症の影響で左目の視力を失っている。
ミヌングは「医者から2度とサッカーは出来ないと言われた」と明かしていて、現役続行は厳しいかと思われた。しかしミヌングは保護ゴーグルを装着してトレーニングに復帰し、キャリア継続の道を探ってきた。
現在では「見えるより、感じることが多い」と感覚について語っていて、今年もシアトル・サウンダーズでリーグ戦21試合をこなしてきた。今夏のクラブW杯ではパリ・サンジェルマン戦にも出場しており、その活躍からブルキナファソ代表デビューを果たすことになった。
ミヌングはコートジボワール代表を選択する権利もあったが、先にブルキナファソ代表が声をかけたのだ。11月のベナン戦では得点も記録しており、今月より夢の1つだったアフリカ・ネイションズカップに参戦することになる。
ブルキナファソは2026W杯アフリカ予選のグループAで勝ち点21を稼ぎ、エジプトに次ぐ2位だった。惜しくもW杯出場権獲得とはならなかったが、強豪とも戦う力は持っている。上手く噛み合えば今大会で上位進出も狙えるはずだ。
