「カタール(W杯)の時は正直ラッキー」日本代表の10番が主張。強豪ブラジルにどう挑む?「5−4−1で固めますと言って、いきなりできることじゃない」
10日の韓国戦に5−0で圧勝しているブラジルに対し、前からアグレッシブに行くのか、引いて守るのか。日本の戦術が注目されるなか、10番を背負うMFの堂安律は前日練習の後、「選手からは、『こういうのどうですかね?』と監督に話もしていますし、監督からももちろん提示もあります。今、すり合わせていける最中なので」と語った。
「カタール(・ワールドカップ)の時は5−4−1で引いた時は即興でやったというか、多少リスクを冒しながらシステムではめにいった感じだった。(今回は)時間はあるので、例えばウイングバックで相手のヴィニシウスと1対1になったときにシャドーがどこまでカバーするのかとか、オーバーラップ、インナーラップされた時にシャドーがついていくのか、ボランチがついていくのか、センターバック3枚がついていくのかとか、チームの決まりも必要なので」
「じゃあ『5−4−1で固めます』と言って、いきなりできることじゃないだろうし。カタールの時はそれでなんとかいけたのは正直ラッキーで、事前に勝てるような戦術は準備すべきだと思います」
ただ、そのカタールW杯からの積み上げには、手応えを持っている。
「(ブラジルを)引き込む状態があったとしても、ボールを握った時に簡単に失わないと思います。カタールの時は(ポゼッション率が)80%と20%とか。それが70%と30%、60%と40%とかにできる。50%と50%は、まだ早いと思っているので、僕の肌感的には。もちろんそれができればいいですけど。積み上げたものを出せたらなと思いますけど」
結果的に押し込まれたとしても、ボールを奪回した時点で、日本がどのぐらい効果的な攻撃をできるのか。成長具合を測るには格好の相手だ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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