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YouTubeチャンネルで公開された『人工知能と意識の家族的類似』で、脳科学者・茂木健一郎氏が“家族的類似”という哲学的概念を切り口に、人工知能と人間の意識の関係性について語った。

冒頭、茂木氏は「家族的類似っていう概念があって、要するに、ある本質主義的に共通点がある。だから類似してるっていうんじゃなくて、もっとゆるい類似がある」と説明。人間社会における囲碁や将棋、野球などの“ゲーム”を例に出し、「これみんなゲームなんだけど、共通点が本質的にあるからではなく、すごく緩く結びついている」と述べ、ヴィトゲンシュタインの家族的類似という哲学的な枠組みの面白さを語った。

この「本質的ではなく緩やかなつながり」を意識の問題に当てはめ、「自分の人格的要素や人生の記憶を取り払っていったとき、我々の意識には“私が私である”という一つの構造が支えている」という独自の意識仮説を提示。そのうえで「ジョン・ウィーラーが言った『宇宙には電子は一つしかない』という話に似ている」とも話しつつ、意識同士の類似性が「本質的な共有要素からくるものではなく、家族的類似によるもの」と強調した。

また、「みみずだっておけらだって」という表現を引用しつつ、「みみずの意識もおけらの意識も、その家族的類似を通じて我々の意識と達する程度あっていると思う」とし、広く生命体にわたる意識の連なりに言及。一方、人工知能の意識については「おそらく人工知能の意識とされるものが、家族的類似の枠外にあるっていうことなんだと思う」と指摘。「我々の家族ではないと意識については、そういうふうに現時点では整理できるのかなと私は思っています」と語り、AIに“人間的意識”が今のところ備わっていない理由を独自の見解で締めくくった。

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