バルセロナがCBアラウホから受ける恩恵…契約解除金が一時的に約118億円にまで下がる“10日間”の始まり
今夏の移籍市場において、「まさに掘り出し物」と『マルカ』に指摘されるのは、ロナルド・アラウホだ。1999年3月7日生まれの現在26歳は、類稀なる身体能力を活かした守備でブラウグラナの“猟犬”として相手FWに自由を与えず、トップチーム昇格からの5年でクラブ公式戦通算175試合出場・計6タイトルを獲得。今年1月には、2031年夏までの契約延長が発表されていた。
そして今、この条項がバルセロナに大きなメリットを与える可能性がある。『マルカ』は、仮に同選手売却に成功した場合、多額の収入を得ることで、GKジョアン・ガルシア(加入が決定済み)とFWニコ・ウィリアムズ(獲得に動いている)の登録に必要な金額の大半を解放できると指摘。2024−25シーズンはCBのファーストチョイスではなかったアラウホにとっても、慢性的な資金問題を抱えるクラブにとっても、双方が「満足する結果」となるはずだった。
一方でこの夏を前に、アラウホの意思が「バルセロナを離れるつもりはない」と変わったようだ。新シーズンに、ハンジ・フリック監督の下でパウ・クバルシとイニゴ・マルティネスからポジションを奪取すべく競争に意欲的で、開幕直後から最高のパフォーマンスを発揮するためにチーム始動日を待たずして、今週からトレーニングを開始したいと考えているとのこと。クラブはこの姿勢を称賛しているほか、『マルカ』も「コンディションが整った状態でシーズンインするか、バルセロナの金庫に多額の移籍金を残すか…どちらにせよクラブにとってメリットしかない」と選手側の条件を呑んだことによる“棚ぼた”だと強調している。
同紙によると、バルセロナは現時点で「彼の将来については何も否定していない」としつつも、「この10日間で何か動きが出る可能性は極めて低いと見ている」と伝えているが、最終的にどちらの恩恵を享受することになるのだろうか。

