「不安で動けない」にも自律神経が関係している? 身体が“スリープモード”のときの特徴とは【今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論】
背側迷走神経(副交感神経)
脳幹の後方から出ているため、「背側」と名づけられています。ふだんは興奮や緊張をゆるめるブレーキとしてほどよく働いていますが、極度に恐怖が高まると急ブレーキとなり、「凍りつき・不動」モードに突入します。
この究極のサバイバルモードに移行すると、身体は多くの機能をシャットダウンして、呼吸は浅くとてもゆっくりに。表情がなくなり動けなくなります。パソコンでいうスリープのような状態です。安心だと確認できると「凍りつき・不動」モードは解除され、ふたたびリラックスする神経や可動する神経が働き出します。
背側迷走神経は小腸や大腸も通っていて、「休息」「消化」も促進します。ひとりで食事をしたりボーッとしたりしてくつろいでいるときにも、この神経が働いています。
背側迷走神経が強く働いている状態
【目つき】
・視線が定まっていない
・遠くや宙をボーッと見ている
【表情】
・能面のように無表情
【姿勢】
・猫背
・崩壊
・全身が硬直している
【呼吸】
・浅くて遅い
【声と話し方】
・声がしゃがれている
・声が小さい
・声に抑揚がない
・話すスピードが遅い
【出典】『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』著:浅井 咲子

