MLBオープン戦でストライク自動判定システム“ABS”を試験導入 開幕戦ではカブス右腕がチャレンジ成功
現地時間20日、MLB2025年シーズンのオープン戦が開幕を迎えた。同日に行われたロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの試合では、ストライクとボールを自動で判定するシステム、"Automated Ball-Strike System"(ABS)が試験導入された。
実際にABSが使用されたのは1回裏、カブスの先発右腕コディ・ポティートがドジャースの2番マックス・マンシーに対して2球目を投じた時だった。カウント0-1から投じた内角低めへの速球を球審がボール判定すると、すかさずポティートが帽子を触って『チャレンジ』を要求。数秒の中断の後、ABSにより判定がストライクに覆り、当初のカウント1-1からカウント0-2となって試合が再開。その後ポティートはマンシーを見逃し三振に打ち取った。
ABSとは、ストライク・ボール判定を球場内に設置された機械が自動で判定するシステム。従来通り下される球審の判定に対して投手、捕手、打者のみがチャレンジを要求することが可能となり、投球後に自身の帽子やヘルメットを触るのが合図となる。各チーム1試合に2度までの要求が認められ、判定が覆った場合は回数が減らない。アリゾナとフロリダで行われる今春オープン戦のうち13球場で試験導入される。

