東大生は学力が高く自信を持っている一方、これまでのレールに沿った生き方から、自分がやりたいことを見失う人も少なくありません。我々は「情熱を持って取り組む」「何かに熱中する」機会を提供できると考えています。

最後に、業績と給与の安定性です。EYSCは2024年まで順調に成長しており、競合他社と比較しても成果を出しています。認知度が高まり、安定性がある一方で、他ではない面白い取り組みを展開する会社として評価されています。

以上のような取り組みや環境が、東大生や学生全体からの支持につながっていると考えています。



■社会課題への取り組みや、ウェルビーイングを主観的に捉える視点が重要
―― 貴社の魅力を教えてください。
吉川氏:一言でいえば、挑戦し続けていることです。社内では、この挑戦に共感し、追随してくれる人が多いです。その一方で、マイナーチェンジも必要だと考えています。徐々に積み重ねていくことが重要であり、他社ではすでに取り組まなくなったアジェンダも、我々はあえて設定し、それに向けて挑戦しています。人事であれ、経理であれ、チームであれ、そこには必ずパートナーが関わっています。それ自体がひとつのチャレンジだと考えています。

―― 昭和、平成、令和と時代が移りましたが、昔と比べて、今の企業に求められるものは何でしょうか?
吉川氏:我々は、自分たちの存在価値を非常に重要視しています。我々がいなくなっても誰も気づかないのではなく、「いなくなったら困る」と思われる存在でありたいと考えています。企業が成長し続けるためには、社員への給与や先行投資など、財務体質をしっかりと整えておくことが基本です。昔は、これだけで満足していた企業も多かったと思います。しかし、我々はこれに加えて、社会課題への取り組みや、ウェルビーイングを主観的に捉える視点が重要だと考えています。

また、国や経団連といった官民を誘導しつつ、日本社会をより良いものにしていきたいと考えています。我々のパーパスである「Building a better working world」をクライアントと一緒に実践し、クライアント自身にもこの理念を語っていただけるようにしたいです。経営陣だけでなく、社員全体が共感し、意味を理解して取り組むことが大切です。企業成長のテクニカルな部分は従来通りで十分ですが、それだけでは生き残れない時代です。共感を得られず人材が離れてしまえば、結果として財務体質が崩れてしまいます。そのため、人材の共感を得ることが非常に重要だと考えています。



■独自のトランスフォーメーションの実現を目指していきたい
―― IVS2024 KYOTOで御社のビデオを拝見し、多方面に渡りビジネスを展開していることを再認識しました。
吉川氏:高給を得て、公私の「私」を捨てて、がむしゃらに働くというかつてのコンサルティングファームのイメージを払拭できているのではないかと考えています。「クライアントファースト」は非常に美しい言葉であり、やりがいのある大きな目標の一つですが、それだけではありません。並行して、EYSCのもっとも優先的なケアアジェンダである「人材育成」を推進していくことが重要です。

残業を減らす取り組みなども行っており、社員にとって良い会社であり、一緒に会社を盛り上げたいという意志を持った人が集まっている会社だと思います。

―― 生成AIや人口減少などの影響により、コンサルタントに対する社会からの見られ方は、昔と比べてどのように変化しているのでしょうか?
吉川氏:昔は、企業が国の指針や業界団体の暗黙のルールに従って活動することが当たり前のように感じられていましたが、現在ではその形が形骸化してきていると思います。今では、企業とコンサルティングファームがしっかりと手を組み、ビジネスを展開しているように見受けられます。その中でも、我々とパートナーシップを結ぶ企業が多い理由は、我々のパーパスが高く評価されているからだと考えています。

―― 今後、御社はどのように成長していく予定でしょうか?
吉川氏:コンサルティング業界では、テクノロジーに注力するあまり、どうしても案件が大型化する傾向があります。老舗戦略ファームも、戦略だけでは十分でなく、実行フェーズで結果を出して認められる状況になっています。そのため、デジタルやAI、システム構築といった領域がますます重要になってきています。

クライアント側から見ると、昔はコンサルティングファームに電話をすると、すぐに駆けつけてくれて、契約がなくても様々なアドバイスが得られる状況が一般的でした。いわゆる「なりわい」としてのコンサルタントの行動様式であり、壁打ち相手として信頼されながら、そこから一緒に予算を確保し、パートナーとして課題を解決していくスタイルでした。しかし現在、そのようなコンサルティングのやり方が空洞化しつつあります。弊社もその空洞化の中に位置していますが、その基本的な方針を変えるつもりはありません。

企業の人事や購買など、個別の課題がきっかけとなり、その企業が日本で変革をもたらす存在に成長するためのコンサルティングを提供しています。我々はそれを「トランスフォーメーション」と呼んでいます。この「トランスフォーメーション」は、GAFAのような企業が示す形もあれば、コンサルタント独自の方法もあります。我々はその独自のトランスフォーメーションの実現を目指していきたいと考えています。

また、コンサルティングの基本である様々なスキルを活かし、確実に結果を出していくことが重要です。その結果として、企業を変革に導き、日本経済に貢献できる存在になっていけると考えています。

―― 最後に「座右の銘」をお聞かせください。
吉川氏:私のホームページにも記載していますが、「とりあえずやってみましょう」ということです。そして、その挑戦を通じて世界を驚かせるようなことを成し遂げたいと思っています。これは、本当に本物を突き詰めるという意味です。やり方(How to)を大切にするということが、私の座右の銘です。

―― お忙しい中、本日はありがとうございました。



EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は、「Building a better working world 〜より良い社会の構築を目指して〜」というパーパスのもと、企業の課題解決だけでなく社会的課題にも取り組んでいる。戦略から実行までを支援する包括的なソリューションや、社員のウェルビーイングを重視する環境が、学生や企業から高い支持を得ていることがわかった。挑戦を続ける企業文化と社会への貢献意識を持つEYSCは、今後も成長を続け、日本社会に大きな影響を与える存在であり続けるだろう。

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