再脚光「医療ツーリズム」、インバウンド追い風に活躍舞台に立つ銘柄群 <株探トップ特集>
●医療ツーリズムの関連銘柄
新日本科学 <2395> [東証P]は、がん患者に対する陽子線治療を専門とする医療機関などの運営を行う「メディポリス国際陽子線治療センター」を中核として、メディポリス事業を展開している。隣接する指宿ベイヒルズ HOTEL&SPAには、温泉スパ施設や運動施設、更に森林遊歩道などが整備されており、統合的・ホリスティックな健康増進サービスを主に会員向けに提供している。
ウェルス・マネジメント <3772> [東証S]は、不動産ファンドによるホテルへの投資や運営を展開。ホテルを活用した新たなビジネスとして、ラグジュアリーホテルでの医療ツーリズムを本格的に展開する方針で、リハビリテーションサービスなどから、将来的には高度な先進医療やアンチエイジングの分野への進出も検討されている。
リゾートトラスト <4681> [東証P]は、メディカル事業の一環として、会員制総合メディカル倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」を展開。海外の富裕層向けにも会員権を一部販売している。24年夏には9コース目となる「ハイメディック大阪中之島コース」を開設予定で、人間ドックのほか、検診で異常が見つかった際の医療機関の紹介、日常的な健康のサポートまでを提供している。
日本エマージェンシーアシスタンス <6063> [東証S]は、海外渡航者に病院の手配などを行う医療アシスタンス事業が主力で、その一環として日本での高度医療や健康診断の受診を希望する外国人に来日及び受診にかかわる一連のコーディネートサービスを提供している。日本国内の2600カ所以上の医療機関と提携し、23年8月現在で52カ国5800人以上の実績があり、コロナ禍明けで海外拠点を活用した営業活動を強化している。
三井不動産 <8801> [東証P]は、国立がん研究センターと連携した日本初のがん治療支援ホテルを千葉県柏市で運営している。国立がん研究センター東病院の敷地内にあり、国内の遠方や海外から来院する患者の家族の滞在などに利用されている。
このほか、グループのフォーネスライフがJTB(東京都品川区)と連携し、訪日客向けに潜在的な病気のリスクを調べる血液検査サービスを開始したNEC <6701> [東証P]にも注目。また、藤田医科大学(愛知県豊明市)が23年10月に開設し、患者受け入れや先端技術研究、医療ツーリズムの開拓などを担う「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」に産学協同拠点を開設したダイダン <1980> [東証P]、ロート製薬 <4527> [東証P]、シスメックス <6869> [東証P]や、同センターに機器を納入した富士フイルムホールディングス <4901> [東証P]、キヤノン <7751> [東証P]なども関連銘柄に挙げられよう。
株探ニュース
