行政院、新北市汐止エリアのメトロ新線計画を承認 渋滞解消に期待 台湾

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(台北中央社)行政院(内閣)の羅秉成(らへいせい)報道官は13日、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)が同日、北部・新北市汐止エリアのメトロ(MRT)新線「汐止東湖線」(汐東線)の建設計画を承認したと明らかにした。侯友宜(こうゆうぎ)新北市長はフェイスブックを更新し「汐止人が20年間持ち続けた期待を実現する準備が整った」とコメントを発表した。

建設を担う新北市政府捷運工程局によると、汐東線は台北メトロ文湖線の東湖駅から汐止区公所(役所)付近を結ぶ全長5.5キロの路線で、うち4.7キロは新北市、0.8キロは北部・台北市を走る。車両基地や一部区間の線路は計画中の基隆メトロと共有し、東湖駅では同じく計画中の台北メトロ民生汐止線と接続する。

同局は汐止エリアの交通渋滞を解決する他、沿線地域に便利で環境に配慮した交通機関を提供し、台北市や新北市、北部・基隆市の生活圏をつなげるとしている。

ただ、建設業界では人手や資材の不足が取り沙汰されており、同局の鄭智銘代理副局長は中央社の取材に、すでに基本設計と都市開発計画の作業は進んでいるとしながらも、着工までの具体的なスケジュールについては「何とも言えない」として明言を避けた。

(高華謙、頼于榛/編集:齊藤啓介)