パラオのウィップス大統領(左2)と頼清徳副総統(左3)=2021年3月30日に台北市内で行われたパラオ観光PRイベント、中央社記者王騰毅撮影

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(台北中央社)総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は24日、頼清徳(らいせいとく)副総統が来月初め、中華民国(台湾)と外交関係を持つ太平洋の島国パラオを訪問すると発表した。新型コロナウイルス後の観光促進などで協力を強化する。

張氏は、パラオのウィップス大統領から先日の訪台時、コロナ後の観光での協力深化などを目的に、蔡英文(さいえいぶん)総統をパラオに招待したいとの打診を受けたと説明。だが、国内外の情勢に対応するため蔡総統は台湾にとどまる必要があるとし、蔡総統からの指示で頼副総統がパラオを訪問することになったと話した。

頼副総統は来月1日から同3日まで滞在。3日間のうち1日を観光関連の視察に充てるとしており、2日目にはウィップス大統領が自ら世界遺産「ロックアイランド」を案内する。

蔡総統は頼副総統が今回の訪問で台湾の魅力をパラオの人々に紹介するとともに、パラオの魅力を台湾に伝えることも期待しているという。

また今回の訪問を通じ、台湾とパラオのつながりを示すのに加え、台湾が国境を開放し、世界と再びつながるということをアピールする。観光以外にも交通や農業、スポーツ、医療などの分野での協力事業に関連する式典が複数予定されており、協力のさらなる促進を目指す。

(葉素萍/編集:楊千慧)