20人の学生が作り上げたEV(電気自動車)がわずか1.461秒で時速100kmに到達し、世界最速であるとギネスワールドレコーズに認められました。

Students break acceleration world record | News | Oct 6, 2022 | University of Stuttgart

https://www.uni-stuttgart.de/en/university/news/all/Students-break-acceleration-world-record/

GreenTeam - World Record - 0-100km/h - 1.461s - YouTube

ドイツにあるシュトゥットガルト大学のグループ「GreenTeam」のメンバー20人により設計・製作されたレーシングカーは全体がカーボンでできており、重量はわずか145kgほどしかありません。



高電圧バッテリーパックと独自に開発されたモーターによる四輪駆動の力で、路上で最大出力180kwを実現。1トンの車に換算すると1750馬力に相当し、搭乗者が受ける加速度は最大2.5Gに到達するとのこと。これは宇宙飛行士が大気圏への再突入時に受ける力とほぼ同等なのだそうです。

GreenTeamはこの製作プロジェクトに10年以上を費やしています。2012年には、当時製作した車が停止状態から時速100kmまで2.681秒で到達することに成功し、世界記録を樹立。しかし、後にオランダとスイスの別のチームに記録を破られました。GreenTeamは2015年に1.779秒という記録を打ち立てるも、またもスイスのチームに記録を塗り替えられています。

2016年以降更新されることがなかったというスイスの記録ですが、2022年9月23日に行われた計測においてGreenTeamの車が1.461秒で時速100kmに到達し、見事世界記録として認められました。



シュトゥットガルト大学学長のヴォルフラム・レッセル教授は学生たちの成功を祝福し「GreenTeamがEVの加速に関する新記録を樹立したことを誇りに思います。大学で学ぶということは、理論的な知識を得るだけでなく、実際に応用できるようになるということを意味します。GreenTeamの取り組みは、知識の伝達がいかに成功するかを示す素晴らしい例です」と述べました。