撮影イベントに参加した黄偉哲台南市長(後列左から5人目)ら=台南山上花園水道博物館提供

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(台南中央社)日本統治時代に建設された水道施設跡を再利用した南部・台南市の台南山上花園水道博物館で9日、AR(拡張現実)技術を使い、100年前の様子を再現した写真を撮影するイベントが行われた。

同市は日本統治時代の1922(大正11)年に水道インフラ整備が完成し、今年で水道通水100周年を迎えた。これに合わせて催されている一連のイベントの一環で、同館によると、100年前に撮影された日本人技師の集合写真を参考に、服装やポーズをまねた職員をAR空間内に取り込み、当時の写真と同じ場所で撮影することで実現させた。

基になった写真には、台湾で上下水道の整備に尽力し「台湾水道の父」とされる浜野弥四郎や当時、浜野の部下で後に烏山頭(うさんとう)ダムを完成させた八田與一らが写っている。

イベントに参加した黄偉哲(こういてつ)市長は、同館は多くの人の力によって国定古跡が活性化された例だとし、歴史を教科書の中だけでなく、生活を通じてより多くの人に知ってもらえると喜びを示した。

(楊思瑞/編集:楊千慧)