日本列島は、台風や秋の長雨のシーズンに入ります。雨の日には窓を閉めてエアコンをつけてドライブすることが多いと思いますが、まだまだ換気や空気の入れ替えが必要と叫ばれる世の中です。

雨が降っていても窓を開けて換気したい、しかしクルマにドアバイザーがついていないとき、できるだけ雨に濡れずに換気する方法をご紹介します。

エアコンを使えば1~2分窓を開ければ充分

クルマでは、車内の空気が入れ替わるまで、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。各地のトヨタディーラーホームページに掲載されている換気の方法によれば、約3分間で車内の空気が入れ替わるとされています。

その方法は、エアコンを外気導入にして、エアコン風量を最大にするというものです。つまり、「エアコンの使用方法を工夫すれば、窓を開けなくても車内の空気は入れ替えられる」「窓を開ければ、その時間を短縮できる」ということになります。

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実際に、熱のこもったクルマでは、窓を全開にして30秒ほど走行した後に窓を閉めることで、エアコンの効きが圧倒的に良くなります。

換気に必要な時間は、エアコンのみを使えば最長で3分程度、窓を開けられれば1~2分で十分でしょう。

窓を開けるなら走行中のほうが雨が入りにくい

ところで、雨の日に窓を少しだけ開けておく場合、クルマが停止している状態と走行している状態では、車内への雨の入りやすさが異なります。

近年発売されているクルマの多くは、スタイリッシュな外観や空気抵抗値を下げるために、ボディ下部からルーフに向かって、絞り込んでいくデザインが多く取り入れられているのです。

つまり、ドアウィンドウは若干内側を向けて取り付けてあるため、上から降り注ぐ雨に対して「受け口」の状態になってしまいます。

さらに、ルーフに溜まった雨が落ちてくるというケースもあるため、停車時に窓を開けると、少しの隙間でも多くの雨が吹き込んでくるでしょう。短時間でもドア周辺はビショビショになります。

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対して、走行中に窓を少し開けた場合、雨は上から振ってきますが、走行中に発生する車両周辺の空気の流れで、少し後方へ向かって斜めに降る状態となります。そのため、2~3cm程度の窓の隙間であれば、走行中の方が車内に雨が入り込む量が少なくなるのです。

出来るだけ車内を雨に濡らしたくないという場合には、幹線道路などで定速走行している状態で、1分程度の間、数センチ窓をあけると良いでしょう。この時、エアコンは外気導入、風量全開にしておくとベストです。

やっぱり最適解は純正ドアバイザー!

雨の日でも窓を開けたいという場合に、車内を濡らさずに済む最適解は、やはりドアバイザーです。先に挙げた方法でも雨の侵入はある程度防げますが、完全ではありません。

タバコを吸う、エアコンが嫌いだから窓を開けたいという方は、積極的にドアバイザーの装着を検討したほうが、快適なカーライフになると思います。

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純正のドアバイザーならばデザイン性が高く、取り付けていてもクルマの外観を損ねることも少ないでしょう。また、風切り音‘などにも配慮してあり、機能的な仕上がりになっています。

エアコンでの換気も十分に行えるようですが、気兼ねなく窓の開閉をしたいという方は、雨の日でも対応できるドアバイザーを使って、車内換気をさらに効率的に行いましょう。