このシーンを見届けたのは全米で約950万人と発表された(撮影:GettyImages)

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松山英樹が日本人として初制覇を達成した、今年の「マスターズ」の米国内でのテレビ視聴率が発表され、話題を呼んでいる。
決勝ラウンドを放映したのは米三大ネットワークの1つ『CBS放送』で、平均5.5レートをマーク。これは全米で950万人が視聴したことになると、スポーツマーケティングの『スポーツメディアウオッチ』が発表した。昨秋のダスティン・ジョンソン(米国)がマスターズ初制覇を果たした時は560万人とされ、実に70%近くも上昇したことになる。
ただし昨年は異例の11月開催で、2019年4月のタイガー・ウッズ(米国)勝利から大きくダウン。1957年以来の低さを記録した。全米で最も人気スポーツのNFL(アメリカンフットボール)、カレッジフットボールと重なる日程だったのが大きな要因と見られた。
通常の4月に戻った今年は大きくジャンプアップしたが、それでもこの数字はベルンハルト・ランガー(ドイツ)が優勝した1993年以来の低い数字となった。なお予選ラウンドは米国内ではケーブル局のESPNが放映し、初日の視聴率は昨秋より4%アップ、第2ラウンドは2%のダウンという結果も出ている。
スポーツメディアウオッチによると、ゴルフの視聴率は昨今上昇中で、3月にジャスティン・トーマス(米国)が制した「プレーヤーズ選手権」は、メジャー大会以外での過去3年間で最高視聴数を記録している。それでも松山が勝ったマスターズは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)以降では、フットボールを除くスポーツイベントの視聴数で上位6位に入っている。(文・武川玲子=米国在住)
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