動かなきゃただの鉄の箱! 出先でクルマの鍵をなくしてしまった時の対処法とは

ディーラーにスペアキーを頼むと数週間かかることも!
クルマでのピンチは数あれど、出先でカギを紛失してしまったときほど困ることはない。一方、各種の落し物調査でも、鍵はスマホや財布と並んで、つねにベスト3に入る常連のひとつ……。
もし、出先でクルマのカギをなくしてしまった場合、もう一度冷静になって、自分の荷物や上着、立ち寄ったところなどを調べ直して、それでも見つからなければ、まず警察に届け出る。
次にクルマをどうするか。クルマのドアを開けるだけなら、JAFや保険会社と提携しているロードサービスを呼べば、すぐに開錠してくれる(JAF会員や保険の加入者なら無料)。また自宅が近ければ、レッカーで運んでもらうこともできるし、ディーラーなどへレッカーしてもらうことも可能だ。

問題はその先。どうやってクルマにエンジンをかけて動かすか。自宅が近く、自宅にスペアキーがあれば、取りに行くか家族に持って来てもらえばとりあえず解決。それができない場合は、ディーラーか鍵の専門業者にスペアキーを作ってもらうしかない(JAFやロードサービスでは、開錠まではやってくれるが、スペアキーは作ってくれない。ただし業者を紹介してもらうことは可能)。
確実なのはディーラーだが、ネックは時間がかかることと、けっこう費用が掛かること。通常、持ち込んだ当日に解決することはなく、新しい鍵ができるまで、数日から1〜2週間かかることも……。その日、その場で何とかして、速やかに移動したいというときは、鍵の専門業者を呼ぶしかない。
必要な情報を伝えられないと作業できないことも!
インターネットなどで調べればわかるとおり鍵の専門業者は意外にたくさんあって、よほどローカルなところでなければ30分ぐらいで駆けつけて、その場でスペアキーを作ってくれる。料金は鍵の種類によってかなり違う。
一番オーソドックスな「刻みキー」=1万5000円前後
機械的なウェーブキー=1万5000円〜20000円
イモビライザー付き=3万〜4万円
スマートキー=4〜10万円
といったところが相場だ。
カギの専門業者に依頼するときは、
・メーカーと車種
・年式(初度登録年月 車検証で確認)
・型式指定番号(車検証で確認)
・鍵の種類 ※イモビライザーの有無
・クルマが止まっている場所
などを伝えること。
とくにイモビライザーの有無は重要。窓ガラスに南京錠のようなシールが貼ってあったり、鍵印のインジケーターランプがあるクルマは、イモビライザーの付きだと思って間違いない。また業者によってイモビライザー付きのカギや、スマートキーには対応できないところもあるので、まず作業が確認できるかどうかを確認しよう。

時間や費用もバラつきがあるので、見積もりを聞いたり、スマホで業者のホームページを確認し、内容や費用を比較することも忘れずに。とくに厄介なのは、セキュリティが頑丈なスマートキー。ディーラーに頼むと、ECU(コンピュータ)とセットで交換し、15〜20万円もかかるということも!(鍵の専門業者だと、4万〜10万円ぐらいで大体収まる)
いずれにせよ、出先でクルマのカギをなくしてしまうと焦るし、時間はかかるし、お金もかかるので、家族で旅行などに出かかる場合はもしもに備え、夫婦で一本ずつカギを持って行くなどするといざというときも安心。

また普段から落し物や忘れ物が多いという人は、スマホと連携している「キーファインダー」をクルマのキーに取り付けて、鍵がすぐに見つかるようにしておくのも有効だ。とくに前掲のスマートキーを紛失すると費用面でのダメージが大きいので、「キーファインダー」を用意しておくことをおすすめしたい。
