<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界その18 文・写真 Met

大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。

今回はお惣菜コーナーに珍しく甘いものがたくさん並べられていたので、美味しそうなスイーツをいくつか選んできました。

購入したのは「ブランドール」「あん生パイ」「苺モンブラン」(各税込100円)の3つ。スイーツフェアなんてスーパー玉出らしくないイベントですが、価格は毎度のこと驚きの安さ。はたしてどのような味がするのか、1つずつ食べていきたいと思います。

謎スイーツ「ブランドール」とは

1つめのスイーツが「ブランドール」です。聞いたことのない商品名ですが、見たところロールケーキのようなものでしょうか。クリームがハジけているのは、わたしが持ち帰るときに傾けてしまっただけです...。

開けてみると、やはり輪切りのロールケーキみたいなものが4切れ入っていました。厚さにかなりバラツキがありますが、カウントとしては4枚に間違いありません((笑))。さっそく食べてみましょう。

スポンジが少しパサパサしてはいますが、見た目どおりのよくあるロールケーキです。クリームにはほのかな酸味もあり、レアチーズケケーキのようなカンジがします。

こちらも謎な「あん生パイ」

2つ目のスイーツは「あん生パイ」です。コチラも初めて耳にする商品ですが、見たところ和菓子のようですね。開けてみましょう。

プラスチック容器の中は個包装になっていました。なかなか粋な配慮ですね。しっかり封がされているので、ひとつだけ食べて残りは保存なんてこともしやすいんじゃないでしょうか。

あんこと生クリームをパイで挟んだものみたいですね。パイには焦がしたカラメルがかかっているのか、少しビターな風味があります。あんこと生クリームはとにかく甘いので、パイの香ばしさがちょうど良いバランスで味わえました。

ヘビー級の「苺モンブラン」

3つ目のスイーツが「苺モンブラン」です。モンブランクリームに苺が練りこまれているのでしょうか。コチラも中身は個包装になっているようですね。さっそく開けてみましょう。

個包装の中には更にプラスチックケースが入っており、商品がかなり厳重に守られていました。それでも割れているのは謎ですが((笑))。カラフルなチョコレートをふりかけてオシャレな見た目に仕上げていますが、果たしてどのような味がするのでしょうか。

断面を見てみるとタルトの中は3層になっていました。下からカスタードクリーム、モンブランクリーム、苺クリームでしょうか。予想どおりの甘ったるさですが、それ以上に保存料っぽい人工的な味がかなりキツイですね。食べ進めているうちに、だんだん海外で売られているお菓子のように見えてきました。

ということで、今回は気になった3つのスイーツを紹介しました。何がきっかけなのかはわかりませんが、時々このようなスイーツたちが店頭にたくさん並ぶことがあるようです。そんなイベントを期待してスーパー玉出を訪れてみるのも面白いかもしれませんね。

筆者:Metくん新卒入社1年目であてもなく退職し、大阪市西成区へ移住。自分の生きかたを探りはじめた男が、ブログやYouTubeを通して人生を「サイキドウ」させる日々をお届けします。ブログ「人生サイキドウ通信!」YouTubeチャンネル「人生サイキドウ通信-Met-」趣味であるアイドル・ハロプロの現場レポなどもしてます。Twitter(@met_hell)