金正恩が血眼になって追う「自由朝鮮」の正体とは?

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◎臨時政府樹立、大使館襲撃…金正恩が血眼になって追う「自由朝鮮」の正体


2月下旬に発生した在スペイン北朝鮮大使館襲撃事件をめぐり、反体制派「自由朝鮮」のメンバーが米捜査当局に逮捕され、衝撃が広がっている。このグループは日本の植民地支配下の朝鮮半島で起きた「3・1独立運動」から100年目の節目となった3月1日、ホームページを通じて臨時政府「自由朝鮮」の樹立を宣言。金正恩政権の打倒を掲げている。ウェブサイトを通じて襲撃事件への関与を認めたものの、「襲撃ではなかった。緊急事態に対応した」としていた。

米メディアなどによると、逮捕されたのは元海兵隊員のクリストファー・アン容疑者。「自由朝鮮」の指導者で、米国在住のアドリアン・ホン・チャン容疑者の自宅も捜索されたという。スペイン当局はホン・チャン容疑者が事件の主犯格であるとして、米当局に拘束を要請していた。「自由朝鮮」はホームページで「令状が執行され、失望している」と声明を発表。ホン・チャン容疑者の代理人である弁護士も「米司法省は北朝鮮の体制からの刑事告発に従って米国人に令状を執行した形で、落胆した」とする声明を出した。

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「在スペイン大使館に押し入った『自由朝鮮』のメンバー約10人は、コンピューターやハードディスクドライブなどの機密資料を持ち出して逃走した。その後、FBIの要請に応じて共有している。ハードディスクには平壌との連絡に使用する暗号一覧表や乱数表などが保存されていたようで、北朝鮮は海外拠点との機密情報をやり取りする通信手段を失ったとみられています。それを裏付けるように3月中旬以降、主要大使が相次いで一時帰国している。北朝鮮は公式には『自由朝鮮』に一切言及せず、その存在を認めていませんが、金正恩委員長は海外要員に向け、一分一秒を争って『自由朝鮮』のメンバーの身柄を確保しろと猛然と指示したといいます」(韓国メディア関係者)

米国に北朝鮮情報を売った格好の「自由朝鮮」の前身は、2017年2月にマレーシアで毒殺された金正男の息子のキム・ハンソルをマカオで保護した「千里馬民防衛」だ。台湾を通じて第三国へ渡航させようと試みたが、状況を察知したCIAがハンソルの身柄を米国に移し、保護しているという。各国の捜査当局にマークされ、北朝鮮から血眼になって追われ、「自由朝鮮」は今後どう動くのか……。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]