スマホで撮った写真をバックアップ!おすすめクラウドサービス6選

写真拡大 (全7枚)

スマホで撮り溜めた写真、みなさんどうしていますか? 万が一、スマホが故障したり、どこかに紛失したりといったピンチに備えて、こまめにデータのバックアップを取るのが得策です。

今回はスマホユーザーであれば知っておくべき6つのクラウドサービスを紹介します。クラウド上に保存しておけば、タブレットやパソコンなど別の端末で見られるのはもちろん、新しいスマホに買い替えたときにも以前のスマホで撮った写真が見られるので便利ですよ。

 

■「Googleフォト」は“高画質”なら保存容量が無制限!

保存容量を重視して選ぶなら、「Googleフォト」が秀逸。Googleフォトは、画像を最大1600万画素に圧縮する「高画質」モードにすれば、保存容量は無制限です。印刷せずにアプリやブラウザで見るのがメインであれば、使わない手はありません。


逆に、写真を印刷することが多い人は、高画質モードでは解像度が足りない場合があります。元データでの保存にも対応していますが、その場合はGmail、Googleドライブの容量と合わせて15GBが無料で使えます。この容量では足りない人は、有料プランに加入して容量を追加しましょう。

スマホの写真を自動でアップロードする機能を搭載し、アップロード済みの端末内の写真を一括削除する機能もあります。また、ムービーやコラージュを自動作成する機能があるので、旅行などのイベントの写真をコンパクトにまとめることも可能です。

>> Googleフォト

[無料容量]無制限(元データを保存する場合はGmail、Googleドライブと合わせて15GB)
[料金体系]100GB/月額$1.99、1TB/月額$9.99、10TB/月額$99.99、20TB/月額$199.99、30TB/月額$299.99
[保存できるデータ形式]JPEG、WEBP、RAW、MPG、MOD、MMV、TOD、WMV、ASF、AVI、DIVX、MOV、M4V、3GP、3G2、MP4、M2T、M2TS、MTS、MKV

 

■Amazonプライム会員は「Amazonプライム・フォト」をチェック

年額3900円のAmazonプライム会員であれば、「Amazonプライム・フォト」という写真や動画のクラウドストレージを利用できます。写真の保存容量が無制限なだけでなく、RAWファイル(無圧縮画像データ)の保存にも対応しています。デジカメで撮影した写真をRAW形式のまま保存したい人にとっては強力なサービスです。

ただし、動画やドキュメントなど写真以外のファイルの無料ストレージは5GBとなっています。写真以外のファイルを無制限で保存するには、年額1万3800円を支払わなければなりません。

このサービスにも写真を自動的にクラウドにアップロードする機能がありますが、Googleフォトのように写真の編集機能には非対応。あくまでも “写真を保存すること” に特化したサービスといえるでしょう。

>> Amazonプライム・フォト

[無料容量]無制限
[料金体系]年額3900円(税込)
[保存できるデータ形式]JPEG、BMP、PNG、GIFおよび一部のTIFFとRAW、 MP4、Quicktime、AVI、MTS、MPG、ASF、WMV、Flash、OGG

 

■「Dropbox」は写真以外のファイル保存もOK

超定番クラウドサービス「Dropbox」は、OfficeファイルやPDFだけでなく、写真や動画の保存にも対応しています。登録時に無料で利用できる容量が2GBなのでやや物足りなさはありますが、月額1000円で1TBの容量が使えるプランも用意されています。

スマホ内の写真の自動アップロードに対応しており、パソコンのブラウザからであれば、間違ってDropboxから削除した写真を復元することが可能です。

ただし、写真管理アプリ特有のアルバムの作成機能や、キーワードで被写体を検索できる機能などはありません。写真以外のファイルも一元管理したい人向きのサービスです。

>> Dropbox

[無料容量]2GB
[料金体系]1TB/月額1000円
[保存できるデータ形式]制限なし

■無料で15GBまで保存可能な「OneDrive」

写真以外のファイル保存にも対応したクラウドサービスを探している人には「OneDrive」という選択肢もあります。Dropboxが登録時に使える無料容量が2GBなのに対し、OneDriveは15GBまで保存可能。マイクロソフトが提供するサービスですが、iPhoneやAndroidスマホでも利用できます。

写真や動画の自動アップロード機能はもちろん、保存した写真を解析して、自動で「#セルフィ」や「#グルメ」などのタグを付けてくれる便利な機能もあるんです。また、スマホだけでなく、パソコンからもアップロードした写真や動画を閲覧できます。

>> OneDrive

[無料容量]5GB
[料金体系]50GB/月額170円(「Office 365 Solo」は、1ユーザーにつき1TBが月額1274円)
[保存できるデータ形式]制限なし

 

■iPhoneユーザーがもっとも手軽に使える「iCloudフォトライブラリ」

新たなクラウドサービスを登録するのが面倒なiPhoneユーザーは「iCloudフォトライブラリ」を活用するのもひとつの手です。無料で使える容量は5GBとやや少ないものの、追加容量のプランが4種類用意されており、50GBであれば月額130円で利用できます。

iPhoneだけでなく、iPadやMac、Apple TV、iCloud.com上でもクラウド上のデータにアクセスでき、Windowsパソコンでダウンロードすることも可能です。利用にはApple IDが必要で、Androidデバイス単体での利用はできません。

iCloudフォトライブラリ上の写真や動画は、「モーメント」「コレクション」「年別」に自動で分類され、ベストショットでスライドショーを作成する「メモリー」機能もあります。

スローモーションビデオ、タイムラプスビデオ、4Kビデオ、Live Photosなど、iPhone独自の撮影モードで撮影した写真や動画をそのまま保存できるのもメリットといえるでしょう。

>> iCloud

[無料容量]5GB
[料金体系]50GB/月額130円、200GB/月額400円、1TB/月額1300円、2TB/月額2500円
[保存できるデータ形式]JPEG、RAW、PNG、GIF、TIFF、MP4、スローモーションビデオ、タイムラプスビデオ、4Kビデオ、Live Photos

 

■iPhoneアプリ「POOL」はスマホでの写真管理に最適

スマホで撮った写真や動画は、スマホでしか管理しないという人におすすめなのが「POOL」というアプリです。iPhoneアプリしか配信されていないので、残念ながらAndroidユーザーは利用できません。

複雑な操作がなく、会員登録せずに使い始められるのもこのアプリの魅力。「容量を空ける」を選択するだけで、クラウド上にアップロードした写真をiPhoneから一括削除する機能もあります。また、削除することでiPhoneからどれぐらいの容量が空けられるのかも一目瞭然です。

ただし、無料アプリだけあって、所々に広告が表示されます。また、初期状態では動画の保存ができず、友だちを招待することで30秒単位で保存可能な時間が増えていきます。動画も保存したい人にとってはやや面倒なので注意してください。

>> POOL

[無料容量]無制限
[料金体系]無料
[対応デバイス]iPhone

 

いずれのサービスもインターネット上に写真を保存するため、利用規約に違反するような写真をアップロードすると、アカウントが停止される可能性があります。また、サービス自体が終了すると、それまでに保存した写真は消えてしまうことも想定しておかなければなりません。

一番確実なバックアップ方法は、外付けメモリやパソコンにデータを保存すること。大事な写真や動画は複数の場所にバックアップを保存しておきましょう。

 

(文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。