Netflixがついにダウンロードに対応!通信速度が遅くなる時間帯でも快適に視聴できるように

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定額制の動画(映像)配信サービス「Netflix」のAndroidとiOS向けアプリにて11月30日より動画がダウンロードできるようになった。

新しいダウンロード機能で、外出先や移動中でも簡単にNetflixを!

ダウンロードは、各動画の「ダウンロード」ボタンを押すだけ。ダウンロードが完了すると、メニューの「マイダウンロード」に表示され、好きなときに視聴可能だ。また、メニューからダウンロードできる動画のリストもできる。

これにより、スマートフォン(スマホ)やタブレットで使っている通信回線が遅くなる時間帯でも快適に視聴が可能となった。

Netflixは海外の大手動画配信サービスで、日本では後発の2015年9月より動画配信サービスの提供を行っている。

料金(税抜)は、以下の3つのプランがあり、無料試用期間(1ヶ月)も用意されている。

●ベーシックプラン(月額650円)
標準画質(SD)かつ同時視聴1ストリーミング

●スタンダードプラン(月額950円)
高画質(HD) かつ同時視聴2ストリーミング

●プレミアムプラン(月額1,450円)
超高画質(4K) かつ同時視聴4ストリーミング

ほかの定額制の動画配信サービスと比べると若干高めの料金設定ながら、ラインナップ数も多く、オリジナルコンテンツにも力を入れている点が評価されている。

一方、ダウンロード機能に対応するサービスが増えている中、Netflixでは著作権問題に加え、上記のような料金プランに同時視聴できる機器数があることも影響してか、これまではダウンロード機能に対応していなかった。

今回、AndroidおよびiOSのアプリを最新バージョンにすることでダウンロード機能が利用できるようになったのだ。

動画配信サービスの利用の多くは、トレンド総研の調査「2016年「動画見放題サービス」に関するレポート | 共同通信PRワイヤー」によると「家でくつろいでいるとき」が95%と圧倒的に高い。

しかし、そういったときは通信回線が遅い場合もあり、快適に視聴できないといったケースもあるだけにありがたい対応だ。

なお、Netflixではすべての動画がダウンロードできるわけではないが、現在配信中の人気TVドラマや映画の多くがダウンロード可能になっているとのこと。

また、ダウンロードした動画については、ChromecastやAirPlayといった機能に対応していない(ボタンが表示されない)ため、これらの機能を使って視聴している場合には注意が必要だ。


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