学生の窓口編集部

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2月19日放送、「PON!」(日本テレビ)では、タモリが歌う、天才バカボンの主題歌。

3月3日放送、スペシャルドラマ「天才バカボン」では、タモリが主題歌を歌うことが明らかになった。「天才バカボン」の作者は、故・赤塚不二夫。タモリは素人の時代に、赤塚不二夫に才能を見出された。生活の面倒を見てもらいながら、デビューを後押ししてもらった恩がある。

タモリは赤塚不二夫の葬儀の際、7分56秒にも及ぶ長い弔辞を読み上げ話題となった。「私もあなたの数多くの作品の一つです」といったその内容は、聞く人に涙と感動を誘い、多くの報道もなされたのだった。また、テレビに写った弔辞の紙は白紙であり、この長いメッセージを即興で話していたことも明らかになっている。

タモリは、素人時代に、月一で上京し、芸を披露していた。面白い芸人がいると聞きつけた赤塚不二夫は、タモリの元を訪れ、その即興芸に心酔した。赤塚不二夫は1975年頃はすでに売れっ子漫画家だったので、当時のマンションと車をタモリに使用許可を出し、タモリは赤塚家で居候を始める。月20万〜30万程度の小遣いをもらいながら、芸を磨いていた。タモリは居候の秘訣を「卑屈になるな」と語っており、赤塚不二夫の洋服を勝手に着ていたこともあるという。

赤塚不二夫は、「バカなことは本気でやらないとダメ」と常々語っており、タモリに「お前、売れ出したと思っていい気になるなよ」と言い、タモリも「売れない漫画家に言われたくない」とやり返し、水割りをお互いにかけて喧嘩になったことも。周りが必死に止める中、だんだん鼻の穴に落花生をつめ込んだり、グリーンアスパラにマヨネーズをつけて相手の鼻に突っ込んだりなど、実は綿密に仕込まれたギャグだったのだ。

そうした数々のエピソードが残されており、赤塚不二夫とタモリは切っても切れない縁。そのためタモリも、「天才バカボン」実写化に対して、快くオファーを受けた。プロデューサーも断られるかと思っていたが、照れながらも受けてくれたタモリに驚いたという。今回の抜擢について、タモリは「「天才バカボン」を実写化するのであれば、受けないわけにはいかないでしょう」と語った。主役・バカボンのパパ役は、くりぃむしちゅーの上田晋也。バカボンはおかずクラブのオカリナ。