学生の窓口編集部

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カルシウムやビタミンA、Bなどの栄養豊富なケール、日本でも青汁やサラダなどでおなじみの食材となってきていますよね。でも一方で、有害物質を含んでいるということで食べ過ぎに警鐘を鳴らす声も。

米情報誌「Mother Jones」の今の記事によると、ケールはタリウムという有害な金属を含んでおり、食べることで血中のタリウム濃度が高水準に達してしまい、慢性的な倦怠感、皮膚疾患、はたまた不整脈やたんぱく質の一種であるグルテンに対するアレルギーを引き起こすことにつながるのだとか。

この記事は7月24日時点で既にフェースブック上で4万7000件のシェア、1000件以上のツイートという大きな反響を呼んでいます。

また、ケールは生育時に根から地中のタリウムを取り込みやすいため、比較的高い含有量となうとのことですが、土壌科学の学術誌「Journal of Plant Nutrition」に寄せられた報告によると、これはケールに限ったことでなく、クレソンやキャベツ、かぶなどをアブラナ科の野菜をはじめ、レタス、玉ねぎやさやいんげん、ほうれん草やトマトなどからもタリウムが検出されるとのこと。

でも、ケールはガン細胞の成長を止めるなど、プラスの健康効果に関する調査結果も多数報告されています。はたしてケールは健康に良いのでしょうか、それとも悪いのでしょうか?米栄養士Alexandra Caspero氏は今回の記事に対し、一般読者を混乱させるものだ、と述べ「通常摂取ならとうてい危険な水準に達することはないし、逆に有益な栄養をたくさん摂取できる」と説明しています。

でも、自分のお皿に乗っているケールがタリウムを含む土壌で育ったかどうかが分からないし、一体どれだけ食べたら食べ過ぎなのでしょう?Caspero氏は「私は今後も週に2〜3束程を食べるし、この記事によって食べるのをやめることはしない」と話し、「水だって摂り過ぎると危険」と指摘。

どんなものでもほどほどの量を食べるのが一番だとの見解を示しています。

参考:
Is Eating Too Much Kale Poisonous?
http://www.womenshealthmag.com/nutrition/is-kale-really-bad-for-you