今年3月に来日公演を行ったロイ・エアーズに、『Jazz The New Chapter』シリーズで知られる柳樂光隆がインタビュー。本人の発言を踏まえつつ、1940年生まれの”キング・オブ・ヴァイブス”を再考する。ロイ・エアーズという音楽家の作品を聴き返していると、あまりに特異で驚いてしまった。90年代に育った僕らの世代にとって、彼はドクター・ドレ、ア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)、メアリー・J. ブライジなどのサン