多ければ良いってもんじゃない!パソコンのメモリーは「16GBもあれば十分?」

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パソコンの質問でよく聞かれるのが「メモリーの容量」についてだ。
マニアな人は「積めるだけ搭載しろ」とか簡単に言うけど、そんなにお金は掛けられないし、自分のパソコンに「本当にそんなにいるの?」という疑問もある。

そう、単純に、「メモリー容量が多いほどいい」と思いがちだが、実は、そうでもないのだ。

たとえば、
仕様上メモリーを4GBまで(正確には3.25GB)しか使えない32ビット版のWindows 8/8.1を搭載するパソコンは、どうがんばっても4GB以上積んでも無駄だったりする。


32ビット版Windowsでは4GB(3.25GB)以上のメモリーは無駄になる。


■64ビット版Windowsでも16GBもあれば十分?
現在の最新OSは、64ビット版のWindows 8.1である。
このWindows 8.1でも、ひとつ前の64ビット版のWindows 7であっても、メモリーは最大で16GBも積んでいれば十分だと言える。

もちろんパソコンの中には、メモリー8GBモジュールを4枚搭載して合計で32GBなどという、とんでもない大容量メモリーを積んでいるパソコンもある。しかし、一般的な用途で、32GBのメモリーを使い切ることは、まずないのだ。

何百、何千とブラウザーのタブを開いていけば、32GBが必要なくらいメモリー不足(リソース不足)に陥るかもしれないが、一般的な使い方で、そこまでメモリーを使って、メモリーが足りなくなることは、そうないだろう。

最新の3Dゲームでグリグリ動かしたいとしても、パソコン本体のメモリーは16GB程度あれば十分だ。それ以上のメモリーを搭載するより、性能の高いグラフィックカードと、上位のプロセッサーに上げるほうが効果はある。

■メモリーを増やす=出費が増えることに注意
単純にメモリーを増やすというが、増やすメモリーはタダ ではない。
たとえば、
現在、主流のDDRメモリー(DDR3)は、2GBが2枚セットの4GBが約1万円、8GBだとおよそ2万円の出費となる。つまり大容量メモリーにするということは、それだけお金を使うということになるということに注意しよう。

一般に、Web閲覧などのネット利用や、軽作業の仕事であれば、お金をかけてメモリーを増やより、むしろ使わないアプリケーションを終了させて使うほうが、実用的だ。

無駄にアプリケーションを多く起動していれば、メモリーを増やしても動作が遅くなる負荷はかかる。起動しているアプリケーション数を減らすといったやり繰りのほうが、一般的なパソコン利用の場合、快適に利用できると思ったほうがいい。


小川夏樹(ITライフハック編集長)