夏休みの自由研究はこれで決まり! 身体の不思議を3Dモデルで探求
●筋肉、骨格、内蔵、血管……の構造が丸見えに
Zygotebody(ザイゴゥトボディ)は、もともとはGoogleが「Google Body Browser」という名前で開発していたツールだ。その後、開発は中止され、ツールはZygote社に引き継がれた。
Zygotebodyの機能は、画面を見てもらえればすぐにわかるだろう。男女のモデルが表示され、筋肉、骨格、内蔵、血管……等の構造をマウス操作で自由に表示することができる。
左側のメニューは、いちばん上が男女の切り替えで、スライダーを上下させると、身体が透明になって、「皮膚」「筋肉」「骨格」「内臓」「循環器」「リンパ」「脳・神経」の順番に徐々に表示される仕組みとなっている。
左上は回転および拡大・縮小だ。もちろん、表示されているモデルをマウスで直接移動したり、回転したりすることもできる。ホイール操作で拡大・縮小も可能だ。

【画面1】Zygotebodyのページ。アカウント登録等は不要ですぐに利用できる。モデルは男女1体ずつ用意されている。

【画面2】筋肉、骨格、内蔵、血管……等の構造を3Dで自由に表示できる 。

【画面3】スライダーを上下にスライドすると、身体が透明になって筋肉や骨格、内臓が表示される、
●組織の種類ごとの表示や組織名の表示、検索も可能
メニューのいちばん下をクリックすると、表示方法が切り替わる。この場合は、「皮膚」「筋肉」「骨格」「内臓」「循環器」「リンパ」「脳・神経」ごとに、透明度を指定できる。したがって、筋肉だけを見たい、あるいは内臓だけを見たいというときは、こちらの表示方法が適している。
組織をクリックすれば、組織名を英語で確認することもできる。組織名のピンマークをクリックすれば、その組織を表示したまま、別の組織を表示できる。特定の組織と組織を比較したり、位置関係を確認したりするのに便利だろう。なお、表示された組織名は、背景をクリックすれば消える。また、右上の検索ボックスで、組織を検索することもできる。だたし、対応しているのは英語のみだ。

【画面4】メニューのいちばん下をクリックすると。表示方法が切り替わり、組織の種類ごとに透明度を設定できるようになる。

【画面5】組織をクリックすれば、組織名(英語)を確認できる。

【画面6】右上の検索ボックスで組織名の検索もできる。ただし、組織名は英語で入力する必要がある。
●レポートにまとめるには他のアプリとの併用が必要
人体構造をとても精細に表示できるZygotebodyだが、表示した状態を画像として保存したり、印刷したりする機能はない。したがって、自由研究等でレポートにまとめるときは、他のアプリケーションとの併用が必要になる。
画像にするなら、画像キャプチャ系のソフトがあれば便利だろう。ない場合でも、次の操作で画像をクリップボードにコピーし、Windows付属のペイントに貼り付ければ、画像として保存することは可能だ。
・[PrintScreen]……画面全体をクリップボードにコピーする
・[Alt]+[PrintScreen]……アクティブウィンドウをクリップボードにコピーする。
また、Word 2013/2010があれば、必要な箇所だけを切り取って、文書中に画像として貼り付けることができる。[挿入]タブの[スクリーンショット]ボタンをクリックし、[画面の領域]をクリックする。あとは、Zygotebodyの画面の必要な部分をドラッグすれば、そこがWord文書に貼り付けられる。
Zygotebodyはとても面白いツールだ。たんに、いろいろ表示するだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまうだろう。そして、夏休みもあっという間に終わる。学生諸氏の検討を祈る。

【画面7】特別なソフトがなくても、画面全体またはZygotebodyのウィンドウをWindowsのペイントに貼り付けて画像として保存できる。

【画面8】Word 2013/2010なら、必要な箇所だけを指定して文書中に貼り付けられる。レポートを作るときは、とても便利な機能だ。
・Zygotebody(ザイゴゥトボディ)
井上健語(フリーランスライター)

