【動画付きLPのA/Bテスト 検証結果】静止画から動画へ変えただけでCVRが86%UP

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EyeView社は、動画を用いたコンバージョン率(CVR)改善のソリューションを提供しているアメリカの企業です。今回は、同社がサイト上で公開している事例集から、動画を用いてCVRを改善させた3社のケーススタディをご紹介します。

動画付きの新LPでCVRが約32%向上

FX(外国為替証拠金取引)トレード用のプラットフォームを提供しているeToroは、同社が提供するプラットフォームのダウンロード数を増やそうと、そのメリットをアピールする動画をランディングページ(LP)に導入し、下記のA/Bテストを一定期間実施しました。

A:トップページのファーストビューが静止画の既存LP

B:トップページのファーストビューに動画が埋め込まれている新規LP
(初回来訪時のみ動画が自動再生される)

検証の結果、静止画のみのAと比較し、動画を埋め込んだBの方が、CVRが32%向上しました。

▼eToroの現在のLP。ファーストビューに内容を更新した動画を活用中。

レイアウトはそのまま、静止画を動画にしただけでCVRが86%アップ

幅広い年齢の子供を対象としたオンライン家庭教師サイトTutorVistaは、加入者数を増やすため、申し込みページのそれまで写真を使っていた部分に動画の採用を試み、A/Bテストを実施。

A:申し込みボタン横にイメージ画像を掲載したサービス内容詳細ページ

B:申し込みボタン横に、画像の替わりに動画を埋め込んだサービス紹介ページ
(初回来訪時のみ自動再生)

コンバージョンボタンの真横という動画掲載位置が功を奏したのか、Aと比較し、BのCVRが86%も上昇

購入に繋げるためのコンバージョンボタンの近くの動画掲載は、視聴後に増加する購買欲求を逃さず、CVRの向上に有効的かもしれません。

細かな検証を重ねた動画で、最終的にダウンロード数を15%アップ

英文のスペル/文法チェックソフトの開発会社Ginger Softwareは、自社製品のダウンロード率・インストール率の向上を狙い、製品を分かりやすく紹介する動画をサイトに掲載しました。

最初の数週間はテスト週間とし、少しずつ異なる動画でA/Bテストを次々に実施。動画の再生はオートプレイかクリック再生か、ナレーションの発音はアメリカ式とイギリス式か、画面展開の速さなど、細かい検証を重ねた結果、それぞれでCVRが高かったものを採用し、現在の動画に至りました。

最もコンバージョンを見込めるコンテンツと掲載方法を研究した結果、動画を公開してからダウンロード数を15%以上増やすことに成功しました。

これらのA/Bテストから、単純にファーストビューのバナーを動画に変えたケースや、掲載位置やクリエイティブを工夫したケースなど、動画の利用がコンバージョンの向上に寄与していることがわかりました。

動画マーケティングに取り組むに当たって、せっかくであれば掲載前と後でのパフォーマンス比較を行ってみてはいかがでしょうか?その結果が、更なるCVRの向上につながるかもしれません。

[参考]

Increase Online Conversion Through Video:
http://www.eyeviewdigital.com/documents/eyeview_brochure.pdf