秋本番、今年こそ風邪の企業内感染を防ごう-風邪の種類と正しいうがい予防-
IT系企業などをはじめ、最近の職場は大人数が1フロアに密集していたりしますので、風邪などの病気の感染もしやすい環境と言えます。
さらにIT系企業では、仕事柄、日光にあたる機会も少なく、不規則な生活習慣の継続、パソコンなどの多用により免疫力の低下が指摘されており、企業内感染も深刻です。
秋から冬にかけて、エンドレスに風邪をひいてしまうという人、周囲にいたりしませんか?
■風邪の約90%はウイルス感染が原因
風邪の原因は、80〜90%がウイルス感染と言われています。また関連するウイルスも200種類以上にも及びますが、エコーウイルスやライノウイルスがもっとも多い原因とされています。
■風邪の種類
一口に風邪といっていますが、実は数種あるとされています。
・普通感冒(ふつうかんぼう)
くしゃみ・鼻水・鼻づまり、微熱がでたりする程度が主な症状の風邪で、2〜3日ほどで治ると言われています。主としてライノウイルス、パラインフルエンザウイルスによるものです。
・ウイルス性咽頭炎(ウィルスせいいんとうえん)
主としてアデノウイルスの感染により起こる風邪で、のど(咽頭)を中心に炎症します。頭痛や食欲低下、38℃程度の熱などの症状が出ますが、3〜5日で治ると言われています。
・咽頭結膜熱[いんとうけつまくねつ]
同じアデノウイルスが原因となる風邪です。ウイルス性咽頭炎に似ています。目の病気を併発し、発熱、のどの痛みが強いとされています。
・インフルエンザ
冬に流行するウイルス性の風邪です。筋肉や関節に痛み、倦怠感でだるくなるなどの症状や、高熱が出ます。
このほか、
・肺炎(はいえん)
高い高熱や胸の痛みが伴い入院が必要になる場合もある肺炎なども風邪の一つです。
風邪は万病の元とも言いますので、予防が何より大事です。なかでも最も簡単な風邪予防が、「うがい」です。でも、この手軽な予防法うがいも、正しくやらないと逆効果だと言います。
そこで、今年こそ風邪をうつされないようにする「うがい」対策をしましょう。
■間違っています、そのうがい
2002〜2003年の冬の調査によると、水うがいをすれば、しない場合に比べて風邪の発症率が40%は減らせたという調査結果もでていますので、効果はありそうです。
では、さっそく、うがいを。一般にうがいといえば、水を口に含んで、ガラガラ〜、と、やるわけですが、これが大きな間違いです。
■うがいの正しいやり方
正しいうがいの方法をみてみましょう。
まず、水を口に含んで口の中だけでゆすぎます。ここでのポイントは、上をむいてのどに含んだ水を喉にいれないことです。まっすぐ前を向いて、口の中をすすぎましょう。
口の中には汚れや菌が一杯なので、こうすることで口の中の汚れや菌を喉に入れずに洗い流すことができます。
2回目で、水を含んで、上を向いてうがいをします。
このとき、ガラガラってすると、実は喉の奥に水は届いてないので効果がないそうです。ガラガラでなく、「お〜」と発声してみてください。こうすると水が喉の奥まで届くそうです。
あとは、このうがいを2〜3回すればOKです。
ちなみに殺菌性のあるうがい薬を使用する場合は、殺菌効果がでるまで15秒ほど必要なので、少し眺めにうがいをすればOKとのこと。
ちなみにうがいをするときの水は、カテキンを含む緑茶や紅茶、食塩水、水道水が適しているといわれていたりしますが、カテキンの効果については、まだ実証されているわけではないようですので、水道水や食塩水で十分なようです。
