17回整形手術を繰り返し後遺症に苦しむ「扇風機おばさん」 近況を告白

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整形手術を繰り返し、顔面が崩壊してしまったハン・ヘギョン氏が27日、KBS放送に出演し、再生手術によって以前よりも状態が改善していることを明かした。

ハン氏は、整形中毒によって崩れてしまった自分の顔を見ないよう、以前は家の中に鏡を置かなかったという。しかし再生手術により、最近は自信も取り戻しつつあると話した。

ハン氏は20代の頃、目を引くほどの美貌の持ち主だった。貧しい家庭で育ったことから、成功して母親を助けたいと考え、歌手を目指して単身日本に渡った。しかし、慣れない日本での生活で鬱状態になり、ストレスのはけ口として違法な整形手術に手を出した。ハン氏は当時について、「顔が大きくなると強くなったような気がして手術を繰り返したが、手が付けられなくなった」と話した。

整形中毒に陥り、顔が異常に晴れ上がってしまったハン氏は、いつのまにか「扇風機おばさん」と呼ばれるようになった。再生手術はこれまで17回行い、ピーク時より顔が3分の1まで小さくなった。

しかし、何度も行った整形手術は身体に大きなダメージを与えており、洗顔で顔をこするだけでも痛く、目もうまく閉じられないという。「顎も小さくなっているので食べ物がよく噛めない。発音も不正確だ」と現在の状況について話した。

専門家によると、安易な気持ちで整形手術を行うことは非常に危険だという。「手術が終えたらそれで終わりだと思うかもしれないが、実際は体が完全に回復するまで6カ月から1年はかかる」とし、再手術やほかの部位を手術する時は慎重に判断するべきだと忠告した。

・参照:SBS芸能

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