表情には悔しさが表れていた。だが、ユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンにそれほど後悔はない。彼とユヴェントスは今回、全力を尽くしたのだ。それでも、彼が言うように、足りなかったのだ。バイエルン・ミュンヘンはあまりに強すぎた。

10日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグで、0−2とホームで敗れ、2戦合計0−4とベスト8での大会敗退が決まったユヴェントス。ブッフォンは試合後、次のように語った。

「今夜の僕らは答えを見せた。悔いはない。今のできる限りを尽くし、それで不十分だったのだからね。フィジカルでもテクニックでも、バイエルンは上回っていることを示した。これほど強いとは思っていなかったよ。今夜はミュンヘンでの試合以上に驚かされた。ミュンヘンでの試合は、素晴らしいユヴェントスではなかったからね」

「(フランツ・)ベッケンバウアー? それに煩わされることはなかった。真剣に取り上げすぎるときもあるものさ。唯一悔しいのは、チームに手を貸せなかったということだ。批判は仕方がない。僕の父だって、僕のプレーぶりについて、酔っ払っていたと言ってくることもある。彼はきっと冗談めかして言ったのさ。自分がどこから来たのか、僕は分かっている。怒りはしなかったよ」

一方、MFポール・ポグバはこのように話している。

「彼らは僕らより強い。僕らはより経験のある、より好調なチームと戦った。次に対戦するときは、僕らの方が強くなっていることを願おう。すぐにゴールを決めたかったけど、彼らが素晴らしい試合をした。彼らはうまくスペースを閉ざして、カウンターを仕掛けてきたんだ。ゴールを決められてからは、僕らにとって厳しくなった」

ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は次のように語った。

「我々が対戦したのは、ヨーロッパでも上から2、3番目に入るチームの一つだ。チームを強くするために、成長しなければいけないことは分かっている。私はチームとコンテ監督に感謝を表したい。我々のギャップは、全般的な話として、今は最前線にいないイタリアサッカーと関係している」

「(フェルナンド・)ジョレンテの獲得? いつもの話に戻ろう。バイエルンはハビ・マルティネスを獲得するのに4000万ユーロ(約52億円)を払うことができる。我々にとっては夢の話だ」