吉田がシンガポールのONE FC旗揚げ戦に出場
ブラジルのゴルド柔術とムエタイが合流したエヴォルブ・ジム。青木真也も練習する当ジムの存在により、密かに注目を集めるシンガポール格闘技界。そのエヴォルブから6人が出場するOFCは収容人員1万2000人を誇るシンガポール・インドアスタジアムで、世界11カ国から総勢20人のファイターが集まり、大々的にとり行われる。
MMAに関しては、2010年5月から10月に掛けて、2日連続興行という形でマーシャルコンバットをシンガポールで計12回開催してきたキュイ。アジア最大のMMAイベント開催という名目の下、旗揚げを行うOFCは、シンガポールという国自体が持つ勢いが感じられ、日本のMMA界も無視できない存在になると思われる。
そんなOFCに日本から唯一参戦するのが、CAGE FORCEウェルター級王座獲得後、UFCで活躍した吉田善行だ。UFCは2年間で2勝4敗という戦績でリリースされてしまったが、ジョシュ・コスチェックやアンソニー・ジョンソンなど、世界トップレベルと肌を合わせた数少ないウェルター級ファイターといえる。
UFC後はベラトールFCに出場し、シーズン4ウェルター級トーナメント出場を目指した吉田だが、クリス・ロザーノにTKO負けを喫してしまう。その後、ゴールデン・グローリー主催大会などへの出場が噂されたこともあったが、今年の7月まで9カ月間実戦のリングに上がることはなかった。
その6月にはフランスでフェリッド・ケダーをTKOで破り、2年2カ月ぶりの勝ち星を挙げた吉田の対戦相手は、UFC、EXC、ストライクフォース、PRIDEとメジャーを渡り歩いてきたフィル・バローニだ。キャリア27戦、気が付けば14勝13敗と勝ったり負けたりの戦績となってしまったバローニだが、ケージ内での存在感は今も強い。
吉田同様、3連敗から今年の4月にタイタンFCのニック・ノルティ戦で連敗を食い止めたバローニ。打ち合いのなかで、一発をもらうと打たれ弱い部分が感じられる二人だが、その打撃戦に加え、吉田の柔道流テイクダウンと、バローニのレスリング流テイクダウンの攻防も大きな鍵を握ることになるだろう。
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