宮崎哲弥氏

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辛口の評論家・宮崎哲弥氏は情報収集と整理についてもなかなかのやり手だ。

特にインターネットの情報活用においては、いち早くlivedoor ReaderなどのRSSリーダーを取り入れ様々な事象の事件や問題に対し、テレビや紙面において切れ味のよい評論を展開している。既存の評論家とは一線を画す活躍をみているといってもいいだろう。

そんな宮崎哲弥氏が自身の情報整理術を日経ビジネス Associe(アソシエ)誌において3回にわたって公開している。
プロが語る「私の情報収集術」第1回 - 宮崎哲弥

第2回では毎月200冊を読破するという速読術について語っている。
インターネットを活用する宮崎哲弥氏とはいえ、情報収集の基本は大量の文書の読破力にあることは変わりはない。毎月200冊を読破するという宮崎哲弥氏は、実に1日6冊以上の本を読んでいることになる。実際にはインターネット上の情報サイトの文章も読んでいるわけだから、その読破文章量は一般人からみればケタ外れに多いといえるだろう。

宮崎哲弥氏は、どのようにしてこれだけの文章を読み切っているのだろうか?

プロが語る「私の情報収集術」 - 宮崎哲弥

同氏が読む本は専門書から新書、雑誌にいたるまで多岐にわたるそうだが、速読のポイントはたった一つ

「読み返さない」ことだという。

一度読み始めたら、後戻りして読み返すという行為をしないのだそうだ。
最後まで一気に読み切り情報を収集するのだという。もし、気になる箇所や読み直したい箇所が会った場合は“付箋”をはり、更に先へと読み進むのだという。

このやり方は、livedoor Readerでも同じだそうで、livedoor Readerのピンアイコンを活用して付箋代わりにして読み進めるのだそうだ。
一見簡単そうに思える速読術だが、紙の書籍の場合は意外と難しいかもしれない。気になるところに付箋をはったからといって、そのまま先を読み続けられるものではないだろうし、読後に付箋の箇所を読み直すにしても、付箋の箇所を開くにも時間がかかる上、全体のストーリーや内容を後からマージするには慣れやコツがいりそうだ。

実は、こうしたランダムな情報収集では付箋の箇所に瞬時に移動できるRSSリーダーのようなツールが向いている。宮崎哲弥氏が実際の書籍などでこうした速読が可能なわけは、RSSリーダーなどでの情報収集と処理に慣れているからかもしれない。

言い換えればRSSリーダーなどで大量の文書情報を収集・処理ができれば、実際の書籍での情報収集や速読力を向上させることもできるのかもしれない。
デジタルであるRSSリーダーを活用することで、現実社会での速読力を向上させる。このあたりに、宮崎哲弥氏の情報処理術の秘密が隠されているようだ。

さて、宮崎哲弥氏は第3回では、どのような情報収集術を披露してくれるのだろう。

宮崎 哲弥(みやざき てつや)
評論家。福岡県久留米市出身。研究開発コンサルティング会社「アルターブレイン」副代表。2006年4月より京都産業大学客員教授もつとめる。テレビ、書籍、講演などでも活躍中。

プロが語る「私の情報収集術」第1回 - 宮崎哲弥
プロが語る「私の情報収集術」第2回 - 宮崎哲弥・日経ビジネス Associe(アソシエ)
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