玉川徹氏「庶民といわれる人にとっては増税をして保険料を下げる方がよっぽどいいんだよっていうことを」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が17日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演。増額されたものの実質目減りとなっている国民年金に関連して、日本の財政について言及した。
15日に26年度に入ってから初めての国民年金が支給され、賃金上昇によって、全員が共通してもらうことができる基礎年金(国民年金)が満額の場合に初めて月7万円を超え、7万608円。25年度と比べて1・9%、金額にして1300円増えた。年金財政を安定させるための抑制策を4年連続で発動するため、増額幅は物価や賃金の伸びよりは小さくなり、実質、目減りとなっている。
一方、賃上げを受けて、国民年金の保険料も26年度に上がった。月額で1万7920円となり、前の年度から410円増えている。
玉川氏は、今後も物価は上がっていく可能性が高いとし、「僕はこの際、言いたいのは、それほどお金を持っていない人も、持っている人も等しく恩恵を受けようという減税というものを求めているんですよ、日本では。だけど本当はいっぱいお金を持っている人には減税はいらないんですね。だから消費税を減税するということになると、いっぱい使っている人も減税することになるんですよ。そうではないんじゃないかと思う」と持論を展開。
「むしろ減税よりも給付だとか、それから給付付き税額控除という仕組みだとか、こういうものでお金がないという人になるべく再分配がいくような制度をちゃんとつくることだったり、それから若い人たちも大変なんですよね、今回1%上がると20代、30代の人の負担が大きいということなので。こういう方々は保険料を下げるということをやった方がいいんです、減税より。じゃあそういうことをして財源がなんだって言ったら、僕はあえて増税しかないと思う」と自身の考えを述べた。
そして、「日本人が増税を受け入れるかどうかというのは今後にかかっているところだと思います。保険料を下げる代わりに増税を受け入れる。税金は保険料と何が違うかと言ったら、いっぱい所得がある人はいっぱい払うようになっている。でも社会保険料は違う。だから、ちゃんと応能負担になるのが税金なので、どうも増税というと物凄くアレルギーがあって反対するんだけれど、冷静に考えると実は庶民といわれる人にとっては増税をして保険料を下げる方がよっぽどいいんだよっていうことをもう1回考え直した方がいいと思う」と話した。
