佐藤寿人氏 オランダ戦を分析「攻撃的に采配の舵を取ったことが2点目につながった」「采配も良かった」
サッカーFIFAワールドカップ(W杯)1次リーグF組で、日本代表(FIFAランク18位)はオランダ(同8位)と対戦。過去3戦未勝利の難敵に2−2で引き分け、大きな勝ち点1を挙げた。Jリーグ歴代最多得点記録を持つサッカー元日本代表FWの佐藤寿人氏(44)が15日、NHK総合「NHKニュースおはよう日本」(月〜金曜前5・00、土曜前6・00、日曜前7・00)に生出演し、熱戦を振り返った。
先制を許した直後の後半12分、MF中村敬斗(25=Sランス)が日本勢大会1号となる同点弾を右足で決めた。19分に勝ち越されたが、1−2で迎えた後半43分、右CKから途中出場のFW小川が頭を振り抜いた。このシュートがMF鎌田の頭に当たり、ゴールに吸い込まれた。日本は土壇場で再び同点に追いついた。
佐藤氏は日本の1点目に対して「個の力が光ったシーンかなと思います」と解説。「久保(建英)選手がしっかりスペースに対して動き出しをして、相手を少しコントロールして止めて、最終的には中村敬斗さんの時間を作った。中村敬斗さんのシュートの技術が光りましたよね」と話した。
「やっぱりここは日本の成長した部分でもあると?」と聞かれると「そうですね。リードされた中で追いついたタフさが光りました」と振り返った。
続けて「2度追いつかなければいけない状況の中で、森保(一)監督がいろいろな部分で引き出しを作ってきたことがこの終盤で…。攻撃的に采配の舵を取ってきたところが2点目のシーンにつながったかなと思います。攻撃の枚数を2枚増やしたってところの部分でしっかり押し込んだ」と分析。「菅原(由勢)選手もいい形で縦パスを入れましたし、しっかりギアを上げ切って強豪オランダ相手に勝ち点1を非常にポジティブな形で初戦をつかむことができたと思います」とたたえた。
2点目の得点シーンについて「終盤で枚数を前に増やしたことでセットプレーを生み出しました。最終的には鎌田(大地)選手の得点の記録ですけど、小川(航基)選手のセットプレーの強さを終盤でカードを切りにいった森保監督の采配も非常に良かったかなと思います」と話した。
