「この大会に懸ける全員の思いは伝わった」最年少・後藤啓介が振り返る選手ミーティング「自分も負けていない」
チーム最年少は、改めて仲間のW杯に懸ける思いを知った。日本代表は14日に北中米ワールドカップのグループリーグ初戦でオランダと対戦。13日の前日練習を終えたFW後藤啓介(フライブルク)は、昨日の選手ミーティングを振り返る。「経験のある選手たちが話してくれた。特別な大会というのはわかっていたけど、より特別なんだなと実感した」と力を込めた。
今月3日に21歳になったばかりの若武者が、日本代表の歴史を知った。もともと「2010年から代表を見て育った」という生粋の日本代表ファン。「代表への思いは昔から強い思いがあった」。自らもその一員として、大舞台を見据えている。
2日前に前キャプテンMF遠藤航がチームを離脱。未曾有の事態に陥ったなか、新キャプテンDF板倉滉が選手ミーティングを開催した。過去にも同様の試みを行い、チームは一致団結。今大会もW杯直前で改めて結束を図った。
ミーティングは過去にW杯を経験したサポートメンバーDF吉田麻也、メンターのMF南野拓実、5度目のW杯に臨むDF長友佑都らが話したという。その様子を目の当たりにした後藤は「この大会に懸ける全員の思いは伝わってきた」と回想。「それは自分も負けていないというか、持っているもの。それを前面に出していけたら」と、大きな刺激を受けた。
特段、脳裏に刻まれたのは長友の言葉だったという。「佑都さんがブラジル大会に似ていると」(後藤)。アルベルト・ザッケローニ監督体制は長友を始め、本田圭佑や香川真司、内田篤人といった海外組を中心に躍進。本田を筆頭に優勝を公言してW杯に臨んだが、初戦のコートジボワール戦で逆転負けを喫すると、そのまま2敗1分の未勝利でグループリーグ敗退となった。
後藤は長友が選手ミーティングでブラジル大会のことに触れたことを明かす。「強豪国にも勝って、かつ世間的にも最強と言われているなかで、浮足立ってああいう結果になってしまったと」。当時を振り返る長友の言葉を借りながら、「ただ、今回は違うと佑都さんは言っていた」と強調する。「それを信じて、僕たち若手はついていくだけ。しっかり先輩方の背中を見つつ、自分たちの若さを生かしてがんばりたい」と発奮した。
「より一層ピリッとした雰囲気になった」。そう振り返る後藤は「このチームは仲がいいし、意見も言い合える。強い集団になるべくしてなっている」と胸を張る。自身もその一員であり、「(野心は)心に秘めている」と意欲。「ただ、それを出す場面はないわけじゃないけど、まずは日本の勝利のために」。チームに貢献をしながら、躍動の時を狙いすましている。
(取材・文 石川祐介)
今月3日に21歳になったばかりの若武者が、日本代表の歴史を知った。もともと「2010年から代表を見て育った」という生粋の日本代表ファン。「代表への思いは昔から強い思いがあった」。自らもその一員として、大舞台を見据えている。
ミーティングは過去にW杯を経験したサポートメンバーDF吉田麻也、メンターのMF南野拓実、5度目のW杯に臨むDF長友佑都らが話したという。その様子を目の当たりにした後藤は「この大会に懸ける全員の思いは伝わってきた」と回想。「それは自分も負けていないというか、持っているもの。それを前面に出していけたら」と、大きな刺激を受けた。
特段、脳裏に刻まれたのは長友の言葉だったという。「佑都さんがブラジル大会に似ていると」(後藤)。アルベルト・ザッケローニ監督体制は長友を始め、本田圭佑や香川真司、内田篤人といった海外組を中心に躍進。本田を筆頭に優勝を公言してW杯に臨んだが、初戦のコートジボワール戦で逆転負けを喫すると、そのまま2敗1分の未勝利でグループリーグ敗退となった。
後藤は長友が選手ミーティングでブラジル大会のことに触れたことを明かす。「強豪国にも勝って、かつ世間的にも最強と言われているなかで、浮足立ってああいう結果になってしまったと」。当時を振り返る長友の言葉を借りながら、「ただ、今回は違うと佑都さんは言っていた」と強調する。「それを信じて、僕たち若手はついていくだけ。しっかり先輩方の背中を見つつ、自分たちの若さを生かしてがんばりたい」と発奮した。
「より一層ピリッとした雰囲気になった」。そう振り返る後藤は「このチームは仲がいいし、意見も言い合える。強い集団になるべくしてなっている」と胸を張る。自身もその一員であり、「(野心は)心に秘めている」と意欲。「ただ、それを出す場面はないわけじゃないけど、まずは日本の勝利のために」。チームに貢献をしながら、躍動の時を狙いすましている。
(取材・文 石川祐介)
