巨人・西舘勇陽「阿部監督が辞任した途端」に好投の皮肉…プロ3年目にして先発ローテ入りへ
「この日の内容なら、先発ローテーションに入れても計算が立つ。田中将や則本には悪いが、彼や井上温が先発の中心になっていかないと、明るい未来は見えません」
評論家の高橋善正氏がこう言った。7日のロッテ戦で今季2度目の先発マウンドに上がった巨人の西舘勇陽(24)が7回1失点で7奪三振の好投。九回に抑えのマルティネスが安田に同点弾を浴びて今季2勝目こそ逃したものの、
「150キロを超える直球の球威、決め球のフォークのキレ、制球も安定していた。真っすぐで押せるだけの球威、制球があってこそ、フォークが効く。先発ローテに入れれば、貯金をつくれるなという内容でした」
と、辛口の高橋氏が太鼓判を押す内容だった。その言葉通り、1-0で迎えた四回1死三塁のピンチでは、打席に5番のソトを迎えて真っすぐで押した。投じた4球のストレートはすべて151キロ。最後は141キロのフォークで空振り三振に斬って取った。続く寺地にはこの日最速となる153キロをマーク。最後はフォークで二ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。
2023年のドラフト1位で入団して3年目。中大の先輩に当たる阿部慎之助監督初年度のドラフトで、肝いりの1位指名だった。1年目はリリーフ中心で28試合に登板して防御率3.82。飛躍が期待された2年目の昨年はしかし、15試合で2勝3敗、防御率4.22と期待を裏切った。
「昨年は先発転向するはずが、一軍ではリリーフ起用。6月から先発ローテに入ったものの、9月には再びリリーフに回るなど、起用法が一貫しなかった。二軍では防御率0点台と無双状態でしたが、一軍でなかなか結果が出せなかったのは、それも一因でしょう」(他球団スコアラー)
阿部前監督が辞任した4日後の5月30日の日本ハム戦で今季初登板初先発初勝利。誰よりも覚醒を期待した前監督が辞めてから2試合連続の好投は皮肉と言えば皮肉だ。
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そんな西舘はどのような家庭で育ったのか。日刊ゲンダイで毎秋好評「ドラフト家庭の事情」(2023年版)では、西舘家を特集。クロカンスキーで全国大会に出場した経歴や、父親の人物像なども紹介している。●関連記事 【もっと読む】巨人ドラ1西舘勇陽は中学時代「三刀流」 では、それらについて詳しく報じている。
