北中米ワールドカップに臨む日本代表が3日、事前キャンプ地のモンテレイで始動し、新たに合流したMF鎌田大地(クリスタル・パレス)を含めた25人が参加した。午前10時の時点で気温30度を記録するなか、選手たちは猛暑の中で過ごす大会期間に備え、「暑熱順化」をスタートさせた。

 鎌田は5月27日にUEFAカンファレンスリーグ決勝(ECL)を戦ったため、31日のキリンチャレンジカップ・アイスランド戦(◯1-0)には参加せず、2日の日本出発時からチームに合流。冒頭の円陣ではECL優勝と合流の挨拶を行い、和やかなムードで迎え入れられていた。

円陣で挨拶するMF鎌田大地

 鎌田は普段から夏でも長袖のユニフォームを着用しており、激しい直射日光に照りつけられたモンテレイ初日もトレードマークの長袖姿で練習を行った。またDF谷口彰悟(シントトロイデン)とFW前田大然(セルティック)も長袖ウェアを着用した他、MF田中碧(リーズ)は半袖ウェアの下に長袖のアンダーシャツ、MF久保建英(ソシエダ)は半袖ながらも脚を覆うレギンスを身につけており、それぞれ入念に暑熱順化に取り組んでいる様子だった。

 選手たちはランニングやパス&コントロールでウォーミングアップを行った後、正三角形型に3つのゴールを置いた3チーム制のミニゲームを実施。チーム分けは年齢順でなされ、長谷部誠コーチがフリーマンとして入った。キックオフ時には名波浩コーチが数字を叫び、その数だけ各チームの選手がピッチに入るというレクリエーション性の高い。暑さの中でも笑顔が見られ、雰囲気良好な事前キャンプ初日となった。

 終了後、報道陣の取材に応じたMF伊東純也(ゲンク)は「個人的にはこの温度だったら大丈夫」と暑さにも適応した様子。DF鈴木淳之介(コペンハーゲン)も「日本よりもジメジメしている感じはするけど、しっかりと準備して順応したい」と冷静に受け止めていた。

ミニゲームの最後にMF久保建英がゴール

 なお、MF遠藤航(リバプール)はアイスランド戦で左脚に違和感を覚えたため、ホテルで個別調整。DF瀬古歩夢(ル・アーブル)も冒頭のランニングを終えた後、全体練習を離れてボールを使ったメニューには参加せず、ランニングなどの調整にとどめた。

DF瀬古歩夢は別メニュー調整

(取材・文 竹内達也)