トヨタ「GR86 2027年モデル」(米国仕様)

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トヨタ新型「FRスポーツカー」初公開!

 トヨタの米国法人は2026年5月30日、カリフォルニア州ベイエリアで開催されたカーカルチャーイベント「FuelFest Bay Area(フューエルフェスト ベイエリア)」において、「GR86」2027年モデルを初公開しました。

 GR86は、軽量な車体と後輪駆動(FR)のレイアウトを特徴とする4人乗りのスポーツカー。車両のコントロール性とバランスを重視して設計されており、コンパクトなシャシにより軽快な走行性能を実現しています。

【画像】超カッコいい! これがトヨタ新型「FRスポーツカー」です!(25枚)

 パワーユニットにはスバルと共同開発した2.4リッター水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力228馬力、最大トルク184lb.-ft.(約250Nm)を発生。トランスミッションは6速MTと6速ATの2種類が用意されています。

 今回初公開された米国仕様の2027年モデルでは、走行性能、操作性、安全機能がアップデートされます。

 2027年モデルにおける主要な変更点は、モータースポーツからのフィードバックを基にした操作フィールの改良です。

 まず、全グレード共通でスロットルキャリブレーション(特性設定)が見直され、アクセル操作に対するトルクの出方がよりスムーズかつリニアになるよう変更されました。

 トランスミッション関連では、特に6速MT車において5速から4速へのシフトダウン時の操作感を向上させるため、シフトインターロック部分の面取りを約0.02インチ(約0.5mm)広げる改良が行われており、より滑らかな変速が可能となっています。

 また、6速AT車についてもクラッチディスクの追加や高容量トルクコンバーターの採用により、エンジンの出力をスムーズに伝達するセッティングが施されました。

 さらに、足回りとブレーキ性能を強化する「パフォーマンス・パッケージ」が、ベースとプレミアムの両グレードを新たに設定。

 このパッケージには、高圧窒素ガスとオイルを充填し、路面接地性とステアリングの安定性を高めたザックス(SACHS)製ダンパーと、フロント4ピストン、リア2ピストンのブレンボ(Brembo)製ブレーキキャリパー、大径ブレーキローターが含まれます。

 これにより、もともと剛性の高いシャシのポテンシャルをさらに引き出す仕様となりました。

 内外装についても仕様の追加が行われ、外観は、ボディカラーの新色として、光の当たり方によって見え方が変化するソリッドグレーの「サンダー」を追加しています。

 内装には、黒のウルトラスエードと赤のレザーアクセントを組み合わせた「コックピット・レッド」のオプションが新設定されたほか、プレミアムグレードの各操作スイッチやノブ、シフター類には鋳鉄調のブラック仕上げが施され、質感がアップしました。

 安全面では、先進安全機能である「アクティブセーフティスーツ(Active Safety Suite)」が最新世代へと刷新されました。

 従来のステレオカメラに超広角の単眼カメラを新たに追加した“3眼構成”へと進化したことで、ステレオカメラ単体の認識範囲が約2倍に拡大し、巡航時の先行車検知能力が向上。さらに、交差点などでの歩行者や自転車の検知能力も大幅に強化されています。

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 米国仕様のGR86 2027年モデルは2026年夏より順次導入される予定です。