立命大戦で先制のタッチダウンを挙げた関大のTE勅使河原巧

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◆大学アメフト招待試合▽第76回長浜ひょうたんボウル 関大20―17立命大(24日、滋賀・平和堂HATOスタジアム)

 関大が立命大との接戦を制した。甲子園ボウル2連覇中の王者撃破の一翼を担ったのが、異色の経歴を持つ“オールドルーキー”のTE勅使河原巧(1年)だ。第1Qに先制のタッチダウン(TD)を奪い「前がきれいにブロックしてくれた。チームで取れたTDだった」と白い歯を見せた。

 米国人の父を持つ22歳は小学時代に約2年間、日本で生活。米国の大学を1年で中退してフォトグラファーをしていたが、母・博子さん(49)に「大学は卒業してほしい」と言われ、24年秋に再来日。昨秋に関大のAO試験に合格するまでの浪人時代は社会人のXリーグでプレーしていた。

 ハンドボールで18歳以下の米国代表歴があり「ハンドボール日本代表になることも日本に来た理由の一つ」と二刀流にも自信を見せる。「自分のプレーで周りを引き上げていきたい」。超がつく個性派が、カイザーズの躍進を支えていく。(吉村 達)