ヤクルト戦の7回、現役最後の打席を終え、スタンドのファンにあいさつする横浜DeNAのビシエド=24日、横浜スタジアム

 横浜DeNAは24日、横浜DeNAのダヤン・ビシエド内野手(37)が、現役引退すると発表した。24日の試合が最後となり、シーズン途中での異例の引退となった。ビシエドは「日本でプレーできたことは、自分の野球人生にとって素晴らしいものとなった。日本で私に携わってくれたすべての皆さんに心から感謝を伝えたい」とコメントした。

 球団によると、19日の広島戦後にビシエドから申し出があった。残留に向けて協議したものの、本人の意思は固かったといい、球団は「任意引退」とする方針を決めた。

 木村洋太社長が同日の試合前に報道陣の取材に応じ、「中日時代と違い、家族を置いて単身で覚悟を持ってプレーしてくれていた中で、開幕して本人の思い描いた状況とズレが出てきてしまった」と語った。

 ビシエドは今季、この日までに45試合のうち主に代打として20試合に出場。1本塁打、6打点をマークした。今後は米国にいる家族のもとに戻り、海外でプレーを継続するかどうか考えるという。

 ビシエドは2016年から9年間、中日でプレーし、メキシカンリーグを経て25年途中に横浜DeNAに入団。日本での通算成績は1021試合で1040安打、142本塁打、561打点。