【AFC U17アジアカップ】U-17中国代表 2−3 U-17日本代表(日本時間5月23日/キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)

【映像】「逆足ニアぶち抜き」の衝撃ゴラッソ(実際の様子)

 U-17日本代表が誇る16歳の神童が、有言実行のアジア制覇を果たして満面の笑みを浮かべた。

 日本時間5月23日のAFC U17アジアカップ決勝で、U-17日本代表はU-17中国代表と対戦。前半だけで3ゴールを奪う猛攻を見せると、後半に2失点を喫したもののリードを守り切り、2大会ぶり史上最多5回目のアジア制覇を成し遂げた。

 この試合の決勝点となったのが、45+2分に日本の10番を背負うMF北原槙(FC東京)が叩き込んだゴラッソだ。敵陣右サイドでパスを受けると、右足のトラップから跨ぎフェイントを挟み、コンパクトな左足のシュートで相手DFの股とニアサイドを撃ち抜いた。この圧巻のプレーにはSNS上のファンも、「北原やっぱバケモンや」「末恐ろしい…凄い選手になるぞ」「あそこからニア持っていけるのすごいな」「北原は次のワールドカップいるやろ多分」など大きな盛り上がりを見せた。

 FC東京のアカデミーで育ち、15歳7か月22日というJ1最年少出場記録を持つ北原は、今大会で通算6ゴールをマーク。見事に大会の得点王とMVPをダブル受賞し、日本のエースとして文句なしの結果を残した。

「龍ちゃんは自分の憧れの存在」と笑顔

 試合後のフラッシュインタビューに登場した北原は、「まずチームとして目標としていた優勝ができて嬉しいですし、個人としても狙っていた得点王を取れて嬉しいです」と、安堵と喜びの入り混じった笑顔を見せた。

 また、インタビュアーから「FC東京の先輩である佐藤龍之介選手(2023年U-17アジアカップ優勝メンバー、2026年U-23アジアカップMVP)とは、アジアカップ制覇と得点王を約束していたそうですね。良い報告ができそうですね」と振られると、16歳らしいあどけない表情でこう答えた。

「龍ちゃんは自分の憧れの存在でもあるので、その龍ちゃんと約束したことが叶えることができて嬉しいです」

 先輩との熱い約束を果たし、アジアの頂点に立った。今年11〜12月に控えるU-17ワールドカップに向けては、「詰められることがたくさんあると思うので、W杯までにもっともっと成長して、さらに一回り二回り強い日本でW杯を迎えたいです」と力強く意気込んだ。世界を舞台にした北原のさらなる飛躍に期待が高まる。

(ABEMA de DAZN/AFC U17アジアカップ)