[5.19 ベルギー・リーグPO2第9節 ゲンク 0-0 アントワープ]

 ゲンクは19日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選出場を争うベルギー・リーグプレーオフ2第9節でアントワープと対戦して0-0の引き分けに終わった。FW伊東純也に加えて、前節に前半途中から出場していたFW横山歩夢がトップチームで初先発。ゲンクは圧倒する試合運びで多くのチャンスを作って速報値でシュート34本を記録するも、GK野澤大志ブランドンやDF綱島悠斗らが奮闘した相手守備陣を攻略できなかった。

 PO2は残り1試合。首位がPO1の4位と対戦するECL予選出場決定戦に進めるレギュレーションのなか、ゲンクは2位に転落した。首位のスタンダール・リエージュを2ポイント差で追う状況で、23日の最終節でルーベンと対戦する。なお勝ち点で並んだ場合、PO2勢でレギュラーシーズン最上位のゲンクが上位扱いになる。

 前半6分、中央で縦パスを受けた伊東が前進して右足のシュートフェイントから左足を振るも、ここはGKの正面。同36分には横山が左からカットインしてGKの手前でバウンドするシュートを放つもGKに阻まれた。さらにゲンクはセカンドボールを拾うと、横山がゴール右隅を捉えるミドルシュートを再び放ったがGK野澤のスーパーセーブに遭った。

 伊東と横山の両翼も存在感を放つゲンクは優勢に試合を進める。前半45+2分にはDFザカリア・エル・ワアディのミドルシュートがゴールに向かったが、左ポストを直撃。スコアレスのまま前半を終了した。

 後半2分には伊東が左CKをショートで始めると、横山からのリターンを受けてゴールライン際を突破してゴール前に折り返すもGKに防がれた。続く同5分にMFユーセフ・エラビが放った強烈なミドルシュートはGK野澤が好セーブ。同10分に横山がペナルティエリア左から右足を振った場面は相手DFにブロックされた。

 押し込むゲンクは後半14分、MFブライアン・ヘイネンが横山のパスでペナルティエリア左に入ってゴール前に折り返すと、伊東がスライディングシュートで合わせる決定機になったがDFレイン・フアンヘルデンのスーパーブロックに遭った。さらに横山がこぼれ球を拾ってクロスを上げるとFWアーロン・ビブが頭で合わせたが、伊東に当たってしまい先制点には至らなかった。

 横山は後半26分に交代。直後の同28分には伊東がペナルティエリア内で浮き球を巧みにトラップして右足を振ったが、ここもGK野澤に防がれた。同31分にエラビが直接ゴールを狙ったFKはクロスバーに嫌われた。

 ゲンクは攻め立てる中で後半42分、右からの折り返しをビブが合わせたもののゴール右上に飛んだボールはGKに弾かれた。伊東は同45分に交代。そのまま得点は生まれずタイムアップを迎え、痛いドローとなった。