JRT四国放送

写真拡大 (全33枚)

全国の中高生が地学の知識や思考力を競う「日本地学オリンピック」が2026年3月に、茨城県で開かれました。

その大会で、県勢初の金メダルを受賞した高校生に話を聞きました。

(森本アナウンサー)
「金メダルおめでとうございます。率直な感想、なんですか」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「ありがとうございます。とてもビックリしました」
「まさか、自分がとれると思ってなくてすごく嬉しかったんですけど、緊張もあったり驚きもあったりで気分が悪くなりました」

全国の中高生が地学の知識や思考力を競う「日本地学オリンピック」で県勢初の金メダルを受賞した、城東高校3年の世直泰知さんです。

世直さんは2026年3月、茨城県つくば市で行われた大会に出場。

予選を勝ち抜いた65人が、「地質」「個体地球」「海洋」「気象」「天文」の5分野の筆記試験と、「鉱物」「岩石」「化石」の鑑定試験に挑みました。

(森本アナウンサー)
「何が得意?」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「天文の計算が得意。星の明るさとか星までの距離とか」

(森本アナウンサー)
「鑑定とは?」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「鉱物だったら鉱物名は何かとか、これと同じ元素を含んでいるのはどれか、みたいな問題なんですけど、全然分からなくて」

(森本アナウンサー)
「でもラッキーなことがあった?」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「友達と一緒に化石見ようと言ってウニ見ていたら、それがそのまま出て助かりました」

世直さんが地学を本格的に勉強し始めたのは、高校生になってから。

それが今では毎日、教科書や資料集を読むほど大好きになったといいます。

(森本アナウンサー)
「なぜ好きになっていった」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「子どものころに感じていた不思議なことが、地学を勉強していたら理由があって、そういうのを知っていくことが楽しかった」

地学が好きになった理由の一つに、ある地学教師との出会いがありました。

(森本アナウンサー)
「すごく大事に持っているけど、何ですかこれは」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「授業の内容を先生がプリントにして渡してくれるんですけど、分かりやすいのもあるし」

「地学に必要な知識がいろんな所に散りばめられているので、読み返すたびに何か発見がある」

地学を教えてくれた佐藤幸子さんは、2024年に定年を迎え退職。

それでも世直さんが、地学オリンピックに出ると聞くと、授業をしてくれました。

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「先生にとてもお世話になっていて、そのことに対して学び続けて、何か結果で恩返ししたいなと思って勉強していました」

(森本アナウンサー)
「夢、将来の目標何ですか」

(地学五輪で金メダル・世直泰知さん)
「地学、こんなに面白いのにやっている人がこの学校でも僕含めて3人くらいで、せっかく面白いのに残念だなと思うところがあって、何らかの形で地学の普及をしていく活動をできれば」

3日間の本選を戦い、上位10人に与えられる金メダルを県勢として初めて受賞した世直さん。

その探求心をどのように成長させていくのか、これからに期待大です。