5月10日は「母の日」。夫の母に「なにを贈ろうかな」と頭を悩ませている人も少なくないのでは? 今回、みなさんと同様に“母の日ギフト問題”と対峙する40代編集部員が自身に起こった「まさかの義母トラブル」と、AI・ChatGPTに相談してわかった「衝撃の真相」をレポートします。

母の日」という名の、年に1度のプレッシャー

母の日」…。それは世の嫁たちにとって、1年のうちでもっとも胃が痛くなるイベントかもしれません。

【画像】義母から届いた“戦慄LINE”

40代、結婚7年目の私もそのひとり。遠方に暮らす義母とは、つかず離れずの良好な関係を築いてきたつもりですが、贈り物のセンスだけはどうしてもかみ合わず。

去年贈った高級ゼリーには「あら、私には甘すぎるわね」、一昨年贈った美顔器には「使い方が難しくて、箱にしまったままよ」と、毎度渋めの評価に甘んじている状況です。

今年こそは、と吟味に吟味を重ね、私が選んだのは、SNSでも評判のいい「疲れを癒やすシルクのアイマスク」。こちらも熟考を重ねた丁寧なメッセージを添えて送ることに。

ところが、発送完了通知が届いた数時間後、私のスマホが1件のLINE通知が…。

義母から届いた「衝撃の短文LINE」

メッセージは義母から。表示されたLINEの画面を見て、私は凍りつきました。

「結構でした。次は、なしで。」

文字数にして、たった10字。しかも、絵文字もスタンプもなし。これは、怖いぞ…。

「結構=もういらない」「次は、なし=二度と送ってくるな」ってことですよね? すなわちこれ、事実上の絶縁宣言ってこと? パニック状態になった私、とりあえず夫に相談してみるも、「うちの母親、いつも言葉たらずなんだよね」と、毒にも薬にもならない返事しかもらえず。

ひとりで抱えきれなくなった私は、藁(わら)をもつかむ思いで、最近なにかとお世話になっているAI(ChatGPT)に相談することに。

「絶望の10文字」をAIに解析してもらった

ChatGPTとのチャット画面に、届いたLINEの文面と状況を入力。義母から送られてきた恐怖のLINEの解析を依頼。

私:「助けてください。母の日のプレゼントにアイマスクを送ったら、『結構でした。次は、なしで』と返信が来ました。完全に怒り&拒絶しか感じ取れないのですが、それ以外にポジティブな可能性があったら教えて」

今回、状況が切迫しているため、より正確なジャッジがほしく、義母のペルソナと現状も補足。すると、ChatGPTは次の3つの可能性を教えてくれました。

●1:「もう気を遣わなくていい」という義母の優しさ(可能性80%)

まず、ChatGPTによると、

「義母世代には、『感謝しているけれど、これ以上負担をかけたくない』と断ることで表現する人が一定数います。義母側が『もう十分気持ちは受け取った』と感じ、“母の日”ルーティン終了宣言”として送った可能性が高い」

とのこと。私のなかで、「義母の優しさ」という発想はなかったので、このパターンが可能性としてもっとも高いということで、少し気持ちが和らぎました…!

●2:「プレゼント文化」が義母の負担に(可能性15%)

また、次に可能性として考えられるのが、「プレゼントが負担説」でした。ChatGPTが教えてくれたのは、

「毎年そこまで喜んでいる様子がなかった、という背景が重要です。義母自身が『ものを増やしたくない』『リアクションに困る』『お返しや気遣いが負担』『母の日イベント自体が気恥ずかしい』タイプの可能性があります」

ということ。なるほど、そう考える人もやはりいるのか。もしかしたら、うちの義母はこのパターンだったのかも…。

●3:「なし」=「梨」の誤変換(可能性5%)

最後に、可能性として提案されたのがこのパターン。

「現実的には少数派ですが、70代のLINEでは、“意味不明な省略文”や“誤変換事故”は普通に起こります。とくに『音声入力』『変換確認をあまりしない』『思いつきで短文送信』をするタイプだと、「なし」が本当に“梨”の可能性もゼロではありません」

まさかの誤変換の可能性まで教えてくれるとは…AI、すごすぎる。でも、さすがに「梨」説は苦しすぎる気が…。ちなみに、義母は音声入力はしていないと思われますが、せっかちなタイプではあります。

さらに、義実家からはよく季節の果物が送られてきますが、まさかね…。

判明した「衝撃の真実」

結局、AIが義母への返信として提案してくれた「使っていただけてよかったです!『次はなし』とのこと、承知いたしました。またゆっくりお会いできるのを楽しみにしています」という、角を立てずにすべてを受け流すフレーズを、震える指で送信し、事の成り行きを見守ることに…・

返信を送って1時間後。義母から着信が…! おそるおそる出ると、いつもと変わらない義母の声が聞こえてきました。

「ごめんねー! さっきのLINE、途中で送信しちゃったのよ!」

義母いわく、本当はこう打ちたかったのだそう。

「結構なお品をありがとう。次はナシ(梨)を一緒に食べに来てね。手ぶらでいいから、本当に次は(プレゼントは)なしでいいからね」

なんと、AIの「梨説」と「気遣い説」が、ダブル的中を果たすという奇跡が…!

結局、義母はアイマスクが気持ちよすぎて、着けたままウトウトしてしまい、操作ミスで送信ボタンを押してしまったとのこと。パニックになっていた数時間はいったいなんだったのかと、私は拍子抜けして笑ってしまいました。

今回の件で気づいたのは、LINEという文字メインの世界だと、私たちはどうしても相手の言葉を「最悪のパターン」で解釈しがちだということ。

そんなとき、感情をもたないAIに「冷静な解析」をしてもらうことで、想定外のポジティブな可能性にも触れることができたのは、すごく有効な体験でした。

これは義母だけに関わらず、ママ友や職場の人間関係でも役立ちそう。皆さんも、不可解LINEが来たら、スマホをにぎりしめて悩む前に、AIにサクッと相談してみるのもよいかもしれません。