接戦を制した。TEAM雷電の黒沢咲(連盟)が5月5日、「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」ファイナルシリーズの第1試合に登板。3度の効果的なアガリで、ファイナルシリーズでのチーム初勝利を決めた。

【映像】ロングゲームに決着!最終盤に抜け出した黒沢咲の貴重なアガリ

 序盤からじりじりした展開が続いた。当試合は起家からKONAMI麻雀格闘俱楽部・高宮まり(連盟)、BEAST X・中田花奈(連盟)、EX風林火山・永井孝典(最高位戦)、黒沢の並びで開局。黒沢は東1局、リーチを宣言するも、永井が4000点(供託2000点)をツモった。

 東2局、東3局1本場は永井の1人テンパイで流局。東3局2本場、黒沢は一気通貫が完成するペン3索待ちから雀頭だった發を暗刻にすると、1索の単騎待ちでリーチをかけ、リーチ・發・ドラの5200点(+600点、供託2000点)を獲得した。東4局では、中田が4000点を加点。南1局は高宮、南1局1本場は高宮と中田、南1局2本場は高宮と黒沢、南1局3本場は高宮と永井のテンパイで流れた。

 そんな中で迎えた南1局4本場、供託を狙う永井が鳴きを重ねるのを尻目に、親の高宮がリーチ。これに黒沢はヤミテンで対抗し、白・赤の50符2翻・3200点(+1200点、供託5000点)をアガった。この一撃でトップ目に立ったものの、南2局では中田が親満貫・1万2000点(供託1000点)を奪取。2着目に転落した。

 南2局1本場でも、中田が2400点(+300点)を上乗せ。点差を広げられたが、黒沢は南2局2本場、1人テンパイで3000点を回収した。高宮の1人テンパイ後の南4局4本場開始時、黒沢の持ち点は2万8800点。トップ目の中田とは、わずか1600点差だった。ここで黒沢は高宮と中田が鳴きで牽制する中、リーチで応戦。見事にリーチ・一発・赤の7700点を成就させ、再びトップ目に躍り出た。南4局5本場では、3着目を狙う高宮に3900点(+1500点)を差し込み。会場をチームカラーに染めると、カメラの前でにこやかにガッツポーズを見せた。

 昨夜はチームメイトの瀬戸熊直樹(連盟)、萩原聖人(連盟)が共に3着だった。ファイナルシリーズでのチーム初勝利に、黒沢は「ちょっと小さなトップでしたけど…」と発言。「私が結構苦手な接戦で。しかも、本当に試合が長かったので、集中を切らさないように打たなきゃということで力が入ってしまって。そういう中でも、なんとか命からがらという感じでトップを取れて、とてもうれしいです」と表情を崩した。「熱い応援をありがとうございました」。実に8局も流局した緊迫のロングゲームで、持ち点3万4300点の価値あるトップ。次戦では、得意のセレブ麻雀でさらなるポイントを稼ぐ。

【第1試合結果】

1着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)3万4300点/+54.3
2着 BEAST X・中田花奈(連盟)3万400点/+10.4
3着 KONAMI麻雀格闘俱楽部・高宮まり(連盟)2万1600点/▲18.4
4着 EX風林火山・永井孝典(最高位戦)1万3700点/▲46.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)