日本代表コーチ、解説者と精力的に活動する中村氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地5月3日に開催されたプレミアリーグ第35節で、鎌田大地を擁する14位のクリスタル・パレスが、8位のボーンマスと敵地で対戦し、0−3で完敗した。中3日でシャフタール(ウクライナ)とのカンファレンスリーグ準決勝・第2レグを戦うなか、ボランチで先発した鎌田は、前半のみでベンチに下がった。

 この一戦は『U-NEXT』で中継され、中村俊輔氏が解説を担当した。

 先日に森保ジャパンのコーチに就任したレジェンドは、終盤にボーンマスの3点目を挙げたラヤンらがベンチに下がった際に、スタンドから大きな拍手が送られると、「これは良いプレーをした選手交代タイムですよね」と発言。そして「セルティックの時に自分もこういう交代が多かった」と切り出し、欧州特有の文化への考えを明かした。

「『今日よくやったよ』って、スタンディングオベーションで拍手をもらうために、90分ぐらいで交代するんですけど、僕自身は最後までやりたかった(笑)、やりたいことが多かった。この文化、日本ではあんまないじゃないですか。だから『最後までやらしてくんないかな』って毎回思ってました(笑)。ありがたく、拍手を受けてましたけど」
 
 中村氏はまた、過密日程で疲労を感じながらも、プレーはし続けたいタイプで、「その方がリズムを作りやすかった」と振り返った上で、監督への接し方も語った。

「僕はもう本当に監督をリスペクトしてじゃないですけど、『もう何でも従いますよ』っていうスタイルでしたね。だから、コミュニケーションをあんまり取らずに、監督さんの指示で『次、サブだから』って言われれば受け入れて、次のサブとしての準備をして、後から出てきた時に違いを見せられるように準備をしていました。

 僕はゲームメーカータイプだったので、それはやりやすかったですけど、やっぱストライカーとかはまた違う感覚なんでしょうけどね。ディフェンスやウイングとか」

 日本代表の元10番は、こだわりを持ちながらも柔軟に対応することで、異国・異文化での活躍に繋げていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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