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4月11日、岐阜県下呂市でクマが目撃されました。

【写真を見る】「サルだと思ったらクマだった」 岐阜でクマ目撃 飛騨の「ガッタンゴー」は去年4回中止に… 各地で対策強化

(クマを目撃した男性)
「御嶽山を見て帰るときに、サルだと思って写真を撮ろうとしたが、かなり黒かったのでズームしたらクマじゃないかと」

目撃した場所は、山の中を通る県道441号の路上。休日になると、御嶽山に向かう車なども多い場所だといいます。

(クマを目撃した男性)
「動きを見ていたら子グマに見えたので、近くに親グマがいると危険だから用心しようと車から降りずに撮影した。距離にして5キロくらいくと人家がある。登山者がリュックを背負って歩いているのをたまに見る。クマの方も自分たちを見て、驚いて逃げいていった。

岐阜・飛騨市の観光地 去年4回中止になった“ガッタンゴー”

ゴールデンウイークが始まり、岐阜県の観光地ではどのように客を受け入れているのでしょうか。

岐阜県飛騨市で、廃線になった線路の上を自転車で走る「ガッタンゴー」。「渓谷コース」は片道3.3キロで、トンネルを通ったり橋を渡ったりして自然を全身に感じることができます。

しかし、始まる前にはお客さんに向けてこんな注意が…

(中野俊治さん)
「最近クマの目撃情報があるので、20メートル間隔で詰めます。スタッフはバイクを鳴らすので、皆さんもワイワイ騒いでもらえれば、クマも寄ってこない」

昨年度、岐阜県内のクマの目撃件数は1100件を超え、去年はガッタンゴーの近くでもクマが出没し、4回中止になっています。

朝晩の点検で“クマの痕跡”もチェック

この春はまだ、ここではクマの目撃情報はないと言いますが、朝晩の点検ではクマの痕跡もチェックすると言います。

(スタッフ)
「異常はない」
Q.クマが線路上にいたことも?
「ある。朝来たらクマの糞があるなど何度か。クマスプレーをバイクに載せている」

自転車同士の間隔 50→20mに

もともと運行する時には、先頭と最後尾にスタッフのバイクが同行していましたが、それに加え、クマが出没した場合の対処が素早くできるよう、去年から自転車同士の間隔は50メートルから20メートルに縮めています。

また、この春からはバイクのクラクションを大きな音が出るものに変更し、クマに人間の存在を知らせています。

「不安はあったが…」「クマ鈴買ってきた」

この日、クマに遭遇することなく自然を満喫した観光客は…

(三重から)
「不安はあったが大丈夫だと思い申し込んだ」

(奈良から)
「クマ鈴買ってきた。みんなでワイワイいけばクマも寄ってこないと思う」

(中野さん)
「音を出せばクマは寄ってこない。何事もないようにお客さんの安全第一なので」

去年10月 外国人観光客がクマに襲われた白川郷

一方、こちらもゴールデンウィークで賑わっていた世界遺産・白川郷。ここでも去年10月には…

(柳瀬晴貴記者 2025年10月)
「多くの外国人観光客で賑わう道路周辺にクマが現れたということです」

去年10月、スペイン人観光客が体長1メートルほどのツキノワグマに右腕をひっかかれ軽いけがをしました。

クマを寄せ付ける木を伐採するなど対策も

クマについて観光客は…

(神奈川から)
「キャンプをするので、クマのことは冬場を除けばいつでも考えている。鈴とかを持ってみたり、こんなに人がいっぱいいると来ないのでは」

(名古屋から)
「家族だけで自然の中にいる時に突然クマが出てきたりすると、子どもがまだ小さいので怖い」

白川村では、クマを寄せ付ける木を伐採するなどの対策を今年度からスタートさせています。